元祖・ライト風俗『のぞき部屋』に行ってみた!


 
 
 
「ハンドにしますか? リップにしますか?」
 
 
 
 振り向けば、いかにもベテランといった感じの熟女がキャミソール姿で立っていた。

 どうやら、彼女がサービスをしてくれるらしい。ひとまず「ハンドで…」と告げると、彼女が「2,000円になりますがよろしいでしょうか?」と言ってきた。オプションなのか…。財布は手荷物に入っていたので、後払いになるという。

 システムの説明が終わると、「それでは失礼いたします」と、彼女が背後から股間を触り始める。BGMに合わせるように緩急をつけてシゴいてくるベテラン嬢。なかなか気持ちいい。しかも目の前では、ダンサーのお姉さんが見せつけるように自慰行為を演じている。まるで、相互オナニー鑑賞プレイといったテイだ。

 時間が迫ってきたのか、ベテラン嬢はシゴく手の速度を上げ、「いいわよ、そろそろ…」と耳元で囁く。キャミソールということで露出度も高く、狭いブースゆえに密着した時に触れ合う肌質の心地良さも手伝って、彼女の手の中に無事発射することができた。

 その後、荷物の交換札を渡す際に手コキ分の追加料金を払い、手荷物を受け取って退場となった。

 ちなみに、手コキは2,000円のはずが、請求されたのは2,500円だった。そのことを指摘すると、“女の子の指名料”的なことを言われた。ちょっと曖昧な感じだ。しかし、そんなところを含めて、古き良き風俗と割りきった。少なくとも筆者的には、昭和の香りが残っている感じが面白く、「これぞ、ライト風俗なのではないか」と思った。そして、次は“穴開き式”で踊り子にサービスしてもらえる『のぞき部屋』に潜入することを決意したのであった。
(文=子門仁)

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