「料理からのエッチという流れは最高!」大人気AV女優・大槻ひびきもハマったガチ料理×AV×おじさんとの情感あふれるセックス

 
――この仕事のモチベーションが下がったことはないんですか。

「もちろん7年もやっていると、辞めようと思ったことは何度もあります。年に1、2回はズーンって落ちることがありますね。最近だと、半年前に『引退しよう』って思いました。長く続けている子は皆そうだと思うんですけど、まだ仕事があるうちに辞めたいんです。いつまで私が必要とされるか分からないし、今はファンの方にも恵まれて毎日お仕事させて頂いて、すごく幸せな状況ですけど、それを失った時のことを考えると、めちゃめちゃ怖いんですよね…。それだったら惜しんで頂けるうちに辞めた方がいいのかな、とか…。目標になかなか手の届かない時『もう一生、私は夢を掴めないのかな』って落ち込む時もあるし。あと3年前ぐらいは人気ランキングなどに一喜一憂していた時期があって、それが嫌になったこともあります。だから、自分からは一切、ランキングとかは見ないようにしていたんですけど、ブログやTwitterをやっていると、どうしても目に入って来ますからね…」

――それでも引退を踏みとどまったのはなぜですか。

「ファンの方の存在ですね。私は他の女優さんよりもサイン会やイベントの数が多いので、落ち込んでいる時にファンの方に会うと、笑顔や励ましの言葉が嬉しくて。すごく遠い場所から会いに来てくださる方や、勇気を持って会いに来てくれる女性や、いろいろなファンの方が応援してくれるから、落ち込んでいたのが不思議なぐらい元気の源になるんですよね。だからファンの方が一人でもいれば続けられると思っています」

――めちゃめちゃファン思いなんですね。

「私のほうが助けられているんですよ」

――『おじさん食堂06』(Amazonはコチラ)の話に戻りますが、カメラの前で料理するのは緊張しませんでしたか。

「すごくしました。普段やっている作業でも自己流な部分もあるので、やり方が違うと言われたらどうしようって思いつつ。あと本格的なセットと撮影進行だったので、絶対に失敗はできないなと。ただ、前から料理に関わるイベントだったり作品に出演したいって気持ちがあったんですよ。料理の写真をブログとかに載せると『そういうオフ会はないの?』ってファンの方から言われるんです。だから、この作品のオファーが来た時は、やっとファンの皆さんに料理している姿を見せられると思って嬉しかったですね」

――メイン料理は肉じゃがでしたが出来はいかがでしたか。

「食材も高価なものばかり揃えてくれたので、本当に美味しくて(笑)。撮影の時と同じレシピで、家でも肉じゃがを作りました。隠し味でしょうがを入れるんですけど、それが合うんですよね♪」

――料理の撮影はどれぐらいかかったんですか。

「午前中にスタジオ入りして、終わったのが17時ぐらい。それまで全く服を脱いでいないですからね(笑)。夕方を過ぎて初めて『シャワー浴びて来て』と言われて、そう言えばAVの撮影なんだって思いだして」

――セックス自体はいかがでしたか。

「ちょっとムッツリ変態な方で、とても相性が合ったんですよ。私で興奮してくださるのが伝わってきて、そのおかげで集中してエッチを楽しめることができました。いつも以上に『気持ち良くしてあげたい』って気持ちが強く出た作品になりましたね。いろんな体位もいいんですけど、基本的に密着した正常位が大好きで、そういう面でも良かったですね。“だいしゅきホールド”って言うんですか? あれだと5秒でイッちゃうんですよ」

――それは早い!

「この世界に入って開発されましたね。ただ、前にとある監督から5秒でイクのは嘘臭いと言われて。実はこっそりイッてることもあります(笑)」

――相手が誰でもイケるんですか。

「イケます!オチンチンが硬ければイッちゃいますね(笑)」

――セックスは大槻さんがリードする形で進みましたが、もともと攻めるのは好きなんですか。

「攻めるのが好きだと気付いたのも、この世界に入ってからですね。デビューして1年ぐらいは痴女役が続いたことがあって、そこでこういうのも自分は好きなんだって気付いたんです。ただやっていくうちにM寄りな役も増えて、内容もノーマルになっていくという、他の女優さんとは逆の道を進んでいます(笑)」

 

 
――最後に『おじさん食堂06』(Amazonはコチラ)で一番のお気に入りシーンを教えてください。

「料理が終わって、最初におじさんを誘惑するシーンですね。二人に愛が芽生えていくのが分かるやりとりで、私が作ったおにぎりを食べて『美味しかった』と涙を流してくれるんですけど、プライベートでも言われたことのない言葉なので、嬉しくて感動しました。何かお返ししてあげたいという思いで、自然とセックスも感情移入できました。料理を食べてもらったからこその展開だし、料理からのエッチという流れは最高ですね!」
(文=猪口貴裕/写真=辰巳ちえ)

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