「芸風のせいで見落とされがちでしたが、彼女は芸能界の中でも屈指の美形。身長170センチのスラリとしたモデル顔負けのスタイルの持ち主でもあります。一時期のブームが落ち着いたことでお笑い以外の仕事の幅を広げるようになり、次第に素の表情が表に出ることが増えてきた。それでも昔のエキセントリックなイメージが残っている視聴者は多いでしょうから、鳥居の美形ぶりに驚いて頻繁に話題になるのでしょう」(芸能関係者)
最近は女優業を活発化させており、今年6月に『白魔女学園 オワリトハジマリ』『虎影』と二本の作品に立て続けに出演。11月公開予定のミュージシャン・後藤まりこの初主演作『乱死怒町より愛を吐いて』にも出演する。
舞台の世界でも活躍しており、10月に上演された乃木坂46メンバー出演の舞台『すべての犬は天国へ行く』で重要な役どころとなる派手な娼婦を熱演。11月には自身が率いる劇団「東京ギロティン倶楽部」の公演も控えている。
「業界内で女優としての評価は高く、芸風そのままの弾けたキャラクターはもちろんのこと感情を抑えた演技も好評。2011年に放送されたドラマ『臨死!!江古田ちゃん』(日本テレビ系)での演技も話題になりましたが、今後は芸人としてより、個性派女優として存在感を発揮していきそうです。また、4人組ガールズバンド・Draft KingのPV監督を務めたり、昨今の芸人小説ブームによって過去に出版した小説が再評価されたりと、お笑いタレントの枠を超えた多才ぶりですね」(前同)
一部では「終わった一発屋」として認識されているフシもあった鳥居だが、芸人としてのブームが落ち着いたことで様々な才能を発揮するようになったようである。類まれな美貌とともに、その多才ぶりで我々に何を見せてくれるのか今後も楽しみだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)