『月刊サイゾー』にて好評連載中の「妄想指南」。今月はハードとソフトという2種類のラインナップがあるオナホールにズームイン!
――今月はオナホールの『ゼックス エクストラハード』と『ゼックス エクストラソフト』がテーマです。
秋山竜次(以下、秋山) 螺旋状のヒダが配置されたトルネードタイプの2種類があるんですね。ハードタイプはヒダの刺激が強烈に感じられ、ソフトのほうは包み込まれながら吸引されるような感覚を堪能できます。入れ込んだときの快感はそれぞれに違っていて、しっかりと差別化できているなという印象を受けました。
――でも、内部のトルネード構造自体は変わらないんですよ。
秋山 そうなの?
――ボディ素材の硬軟によって、感じられる気持ち良さが異なるようです。
秋山 へえ。ホールにはそういうアプローチもあるんですね。あと、前に紹介したカップタイプと違って、ボディが柔らかいことによるメリットを強く感じました。
――メリットですか?
秋山 握ったときに人肌を彷彿とさせる温度を感じることができたり、自分好みに握る強さを調節できました。普通の人たちはずっと手を使ってはげんできたわけで、アソコは長年苦楽を共にした相棒のようなもの。締めつけや動きなど、何が気持ち良いのかを、これまでの付き合いから熟知しています。そんな相棒の好みを実現しながら、ホールのヒダによる、これまでにない刺激も味わえるという相乗効果が素晴らしい。
――手のリアルなオナニーと、トルネードによるファンタジーが融合した、みたいな感じですか?
秋山 そうそう。あと、自分の相棒がホールの中でどんな動きをしているのか、しっかりと把握できて面白かったですね。「こんな突き方をすると、女性の中でこんな風になってるんだ」という新しい発見に出合えたという感動があって。アリの巣を観察する学習キットじゃないですけど、この「ゼックス」で相棒の動きを観察して、試合に向けたトレーニングもできるんじゃないかと思います。
――エッチのとき、相棒との意思疎通がスムーズになりそうです。
秋山 あと、この連載でグッズを使っているうちに、俺の相棒は確実に成長しているなと気づきましたね。
――成長?
秋山 この「ゼックス」に相棒が突入したわけですが、踏み込んだ瞬間に「おい! トルネードだぞ!?」と語りかけてきたんです。なんというか、昔よりも感覚が鋭くなっているような気がしました。今なら、突入しただけで、ホールの内部構造の70%くらいは言い当てられるんじゃないかな。
――それはスゴイ……のでしょうか?
秋山 触覚とか、嗅覚のような、俺のチン覚は確実に鋭くなっている。これまでにも女性といたしたときに「あれ、前と違うな?」とか、「お、運動を始めたな!」と、感じたことがあって。そういう意味で、人体の中で、感覚の鋭い器官であることは間違いないと思うのですが、グッズを使っていくと鋭敏化していくんじゃないかと。
――通常では体験できない感覚も味わえますもんね。
秋山 例えば、名医と呼ばれる医者はどんな機械でもかなわない指先の感覚を持っているとか言われます。でも、指先よりもチン先のほうが確実に鋭敏じゃないですか。そういう意味で指先を超えていくチン先の持ち主が出てきてもおかしくないですよ。これまでは秘められていた部分ですが、グッズが一般に浸透していく中で覚醒するチン先が増えていくかもしれません。そのうち、チン先で手術する医者も……。
――出ませんよ!
(構成=丸山大次郎/撮影=オノツトム)
■今月のアダルトグッズ
『『ゼックス エクストラ(ハード)』、『ゼックス エクストラ(ソフト)』』
メーカー/A-ONE 価格/1620円(税込)
内部がトルネード系構造となっている「ZEX トルネード」の、エクストラ版。内部のあらゆる部分にヒダがあり、高い刺激性を実現した。【ソフト】と【ハード】の2パターンがあり、【ソフト】はもっちりとした人肌に近い軟質素材を採用し、心地よい感触。【ハード】は弾力ある硬質タイプの素材で、激しいジョリジョリ感を味わえる。
秋山竜次・あきやまりゅうじ
1978年、福岡県生まれ。お笑いトリオ「ロバート」のボケ担当。コントのネタ作りも担当し、さまざまなキャラクターを生み出し、演じる、生粋のコント師。さまざまな芸能人や文化人が監督となり、“おもしろいVTR=オモブイ”を制作する番組『オモクリ監督~O-Creator’s TV show~』(フジテレビ)がDVD化。さらに、「TOKAKUKA」など番組内でもひときわ異彩を放ったオリジナルソングを披露してきた秋山竜次の楽曲全集がリリースとなる! 秋山さんの驚異的な才能がふんだんに注ぎ込まれた世界観を堪能すべし。
『A-one』
アダルトグッズの総合卸売メーカー。新商品開発から卸売り販売、マーケティング・サポートと、アダルトグッズに関するさまざまなニーズに応える。
公式HP<https://www.a-one-tokyo.com/>