8時27分の蒲田行きに乗り、18分で到着したのは西川口である。かつて、その頭文字から取った名前のご当地サービスで一世を風靡した街であるが、そのテの店は現在、壊滅状態である。代わりに、といっては何であるが、正規の風俗店のみが生き残り、駅の西口周辺に数軒のソープランドがあるのだ。
その中で一番格安だった『F』に入った。50分コースがフリーであれば総額で15,000円だという。「でも、マットもないし、1回だけですよ!」と、1万円アップの80分コースを薦めてくるスタッフの声を無視してプレイへ。
お相手はミナミちゃんという20代後半と思われるモデル体型の女の子だった。ちょっと表情がトロンとしているので、「ヤバイ子か?」と思えば、「オールナイトで飲んで店にきちゃったから、酒臭かったらゴメンね!」とのこと。しかし、そんなこともなく、濃厚な合体を楽しんで無事に終了! そしてダッシュで西川口駅へ向かう。その理由は10時3分の京浜東北線に乗らないと、その後は快速運転になってしまい、夕方まで次の目的地である鶯谷に停車しなくなるからである。
何とか目的の電車に乗り、鶯谷に着いたのは10時23分。目的は某デリヘルであるが、オープンは正午からとのこと。時間のロスであるが、股間を休めるにはちょうど良いと割り切り、駅前のファーストフード店で時間を潰す。
結局、鶯谷のデリヘル『T』でのプレイがスタートしたのは12時30分のこと。60分コースで15,000円のプレイ料金に加えてホテル代が4,500円。これまでで一番、料金が高い、デリヘルなのに…と心の中で嘆いていたが、女性が到着してその気持ちは消えた。
ユキさんは30歳の人妻で、スレンダーなボディに程よい大きさのバストが魅力的な女性であった。何よりも美脚であり、それを絡めながら迫ってこられるのはMっ気のある筆者としては興奮モノであった。しかし、ここで誤算が生じた。
この『T』はデリヘルではあるが、M性感寄りで、基本的に客は受け身なのである。ユキさんの美脚で足コキされるのは気持ちイイし、淫語交じりで責められることも最高だ。それでは、何が誤算だったのかといえば、時間内無制限“強制”発射だったのだ。両手両足を拘束されているので、成す術もなくユキさんに2回半もイカされたのであった。