AKBグループと講談社が和解か…そのウラで発揮された秋元康の恐るべきメディア掌握術

※イメージ画像:『AKB48総選挙公式ガイドブック2015』講談社

 「組閣ごっこ写真」を原因に決定的な溝が生じたといわれていたAKB48グループ総合プロデューサーの秋元康氏(57)と講談社が和解したと話題になっている。

 今年6月、講談社発行の写真週刊誌「フライデー」に秋元氏が安倍晋三首相(61)らと仲良く写真に収まっている写真を掲載。これを同誌が「組閣ごっこ」と報じ、2020年の東京五輪について安倍首相から「知恵をお借りしたい」などと相談されたのではないかと伝えていた。

「秋元氏は写真が掲載されることは事前に知らされていたが、組閣ごっこという書き方をされるとは思っておらず、これに大激怒。安倍首相と特別な関係にあるかのように書き立てられたのも不満だったようです。直後、秋元氏は蜜月関係だった『フライデー』に半年間のAKBの取材NGを通達し、ほかの講談社の雑誌に関しても同様の措置をとると言いだした。さらには進行中だったグラビアや関連本などの企画もストップ。秋元氏の怒りは簡単に解けそうもなく、このまま講談社から全面撤退になってしまうのではないかと危惧されていました」(芸能関係者)

 さらに状況は悪化し、講談社の有力マンガ誌「週刊少年マガジン」に約5年にわたって連載されていた『AKB49~恋愛禁止条例~』(作・元麻布ファクトリー/画・宮島礼吏)の終了告知が7日発売の同誌に掲載。AKBグループとの関係なしには続けられない作品であるだけに、組閣写真の一件が原因ではないかと推察された。

 また、今春には「週刊ヤングマガジン」がAKBグループの中からファン投票で専属グラビアモデルを決定するという企画を大々的に実施。茂木忍(18)、武藤十夢(20)、穴井千尋(19)の3名が選ばれたが、これも組閣ごっこ騒動の影響で身動きがとれない状況となっていた。

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