某巨大掲示板には水原専用のスレッドがあるが、雑誌が発売されると、さっそく一連の発言が話題に。そこでは、ユーザーたちが「いつの間にか大物気取りだな」「モデルはともかく、女優論を語っているのには違和感」「今後も女優としてやっていく気なのか?」などと厳しい声を上げており、彼女を擁護するコメントはほとんどない状態だ。
これまでにも水原は、自身のInstagramに刺激的な投稿をしては賛否両論を巻き起こしており、そうした炎上騒動の影響がネット上での人気の低さにつながってもいるのだろう。
「モデルとして活躍していたことから、水原さんのファンには、どちらかというと同性のファンが多い。個性的な顔立ちで派手な印象もありますが、身長は163cmとモデルとしては小柄で、そうした点も一般の女性からの親近感を高めているようです。ただ、このところ女優業が活発化している水原さんに対して、一部のメディアが『マネジャーをこき使っている』『撮影現場での態度が悪い』などと報じたこともあって、ファン離れを招いているとも言われています。
とはいえ、ファッション誌の表紙を飾るワケですから、根強い人気があるのは間違いない。『GLITTER』だけでなく、9月末の発売の『25ans mini(ヴァンサンカンミニ)』(ハースト婦人画報社)でもカバーガールを務めています。表紙は雑誌の顔ともいえるものですが、これと同じくタレントのイメージを重要視するCMにも水原さんは多く起用されています。こういった事実を並べてみれば、ネット上と世間一般のイメージがいかに乖離しているのかが分かり、興味深いですね」(ネットライター)
ネットユーザーたちの間ではあまり触れられていないが、「GLITTER」の中で水原は、「やっと女優としてのスタート地点に立った感じ」と語っている。2010年公開の映画『ノルウェイの森』で女優デビューし、その後さまざまな話題作に抜擢されたが、出演作はまだ少なく、水原本人も女優業に対して迷う部分があるようだ。
現在「後篇」が公開中の邦画超大作『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』でヒロイン務めるなど、女優として第一線で活躍する水原。瞬く間にスターダムを駆け上がった水原だが、良くも悪くも話題性豊かな彼女には、“持続力”のある女優として独自の存在感を発揮し続けてほしいものだ。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/)
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