吉原ソープでキノコ狩り!? ギャンブル要素で興奮度倍増


 その店は、古き良き伝統を重んじていたためなのか、メール会員を募ることもしなければ、ホームページも持っていなかった。つまり、現在では風俗店としては当たり前の、情報の発信をしていなかったのである。

 それゆえ、正直なところ筆者はその店の存在を知らなかった。しかし、ある日、店を決めずに吉原を歩いていた時のこと。『A』の前を通りかかった時に、スタッフが「ただいま、“キノコ狩り指名”を行っております、いかがでしょうか?」と声をかけてきたのだ。

 『キノコ狩り指名』という言葉に筆者は思わず足を止めてしまい、そのままスタッフの口車に乗せられるままに、プレイ内容も知らないまま店内へ。

 入店後、いきなり躊躇することになった。店の構えが、あまりにも古めかしいというか、おそらく昭和から変わってないのではないか?と思える雰囲気だったのだ。5年前の話なのにである。

 イベント料金込みで60分コースで総額1万円という、吉原としては格安価格の料金を払い、待合室へ。筆者ひとりである。やけに表面がベタつく合皮張りのソファーも座らされ、用意をするのでしばらく待ってほしいと告げられた。

 こちらとしてはありがたい。それは、“リサーチタイム”に充てられるからだ。予備知識を持たずにフラリと入店してしまった場合、そのドキドキを楽しむこともアリだが、今回は筆者の直感として「何かがありそうだ」となり、スマホで情報を得ようとした。その結果、前述の通り、オフィシャルのホームページを持っていないことが判明。情報を得るには、某掲示板の書き込みしかないのである。ならばと、それを読もうとしたところで店員に呼ばれてしまった。

 まず、階段をのぼりきった2階の一番手前の部屋と案内された。そして、スタッフから目隠し用のアイマスクを渡されながら、「これから3名の女性がやってきて、お客さまのキノコを狩らせていただきます」と説明があった。そして、その3人の中から“一番キノコ狩りが上手だった女性”を指名するという。これがこのイベントの内容であった。

 店員に目隠しをされてベッドの上に座っていると、ドアの開く音がした。その後、「失礼します」と三人のユニゾン挨拶が聞こえ、「1番目、おねがいします」と、ズボンを下ろした女性がしゃぶり始めたようだ。ネットリと竿に絡みつけるように、それでいて深くしゃぶる感じだった。

 2番手の女性は、竿に絡みつけるだけではなく、しごくようなフェラだった。さらに、舌先でチロチロと舐めるコンビネーションで繰り出してきた。これは、かなりイイ!

 最後の3番目の女性は、タマ舐めを含めダイナミックに舐めてくるが、いわゆる大味なフェラ、という感じだ。個人的には、ちょっといただけなかった。

 ということで、「2番目の方でお願いします」と一番“キノコ狩りが上手な女性”を指名した筆者。「ありがとうございます」という声の背後で、キノコ狩りが終わった残りの2名が部屋から出ていく気配がした。

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