このCMだけでなく、「LINE MUSIC」での頭を振り乱したダンスや、「いい部屋ネット」での個性的な歌と踊りで注目を集める桜井。まさに正統派美少女といえる透明感抜群のルックスに加え、短いテレビCMで視聴者の目を引く彼女は、それだけタレントとしてのオーラを持っているといえそうだ。
「昨年開催された『岡山美少女・美人コンテスト』でグランプリに輝いたことをきっかけに芸能界入りを果たした桜井さんは、まだ現役高校生でもあり、基本的には学校が休みの日に上京して仕事を行っている。来春には東京に住むようですから、それ以降露出が増えることになりそうです。本人は大学への進学を希望しているとのことで、どこまで腰を据えて活動をしてくれるのかは不透明ですが、これだけネット上で話題を集めているワケですから、関係者も放っておくことはないでしょう」（芸能ライター）
本格的な芸能活動はこれからといったところだが、「超絶美少女」と言われ、すでに高いネット人気を誇る桜井。憧れの人物には北川景子（29）を挙げ、自らも女優を志していると語っている彼女の活躍を期待するファンも多い。だが、ここ最近の芸能界には将来有望な若手女優が続々と誕生しており、学業を優先するあまり女優業で中途半端なスタートを切ることになれば埋もれかねないという声も。
「桜井さんの所属する芸能事務所は、じっくりとタレントを育てることで知られます。たとえば、現在ブレイク中の山本美月さん（24）などは、10代のころからモデルとして活躍していましたが、本格的に女優業に進出したのは20歳を超えてから。大学を卒業した後に連続ドラマに立て続けに出演するなどで一気に露出を増やしました。もちろん学業と芸能活動を両立させることは可能ですし、そうした例はたくさんありますが、何せ桜井さんの世代には、『ポカリスエット』のCMに出演中の中条あやみさん（18）や前クールの連続ドラマ『表参道高校合唱部！』（TBS系）で主演を務めた芳根京子さん（18）など、注目株が多い。ヘタに出し惜しみをするようなことになれば、彼女たちにどんどん先を越されてしまう可能性もあります」（芸能関係者）
ネット人気が先行している桜井は、ファンがアップした1枚の写真から「1000年に一人の美少女」といわれ、瞬く間に人気者となったアイドルの橋本環奈（16）とも状況が似ている。ライバルは多そうだが、10代ならではの輝きを生かしつつ、より積極的な芸能活動を展開してもらいたいものだ。
（文＝愉快）