【世界風俗探訪・グアム編】ソープにデリヘル、客引きに無料案内所…日本と変わりナシ!?

 言葉もロクに通じない、風習も違う国をあてもなく旅をする…。その国で出会う異文化は刺激的であり、エンターテイメントでもある。そして、男として気になるのが『風俗』だ。異国の地で風俗店に飛び込むことはスリルがあるからこそ、虜になってしまうのだろう。

 グアム、言わずと知れた“日本から一番近いアメリカ”である。成田からは3時間強で着き、沖縄の離島へ行くよりも近い。観光産業が島の経済を支えているが、多くの日本人観光客が訪れ、それゆえ英語圏であるにもかかわらず、島内には日本語表記の看板が多い。「イミグレがなければ沖縄と同じだな」という印象が強くなってしまうのも仕方がないことだ。まぁ、最近は韓国からの観光客も多くハングル率が高くなってるが…。

 日本人観光客の多くが家族連れやカップルだが、当然ながら社員旅行、ゴルフ旅行など、男同士で訪れたりもする。ということで、風俗店も揃っているのがグアム島である。私自身、何度も渡航しているので、けっこう遊んだ。島の中心地であり多くのホテルが並ぶタモン地域に、それっぽい店はない。せいぜい、観光用のストリップバーがある程度だ。マッサージパーラー、日本でいうところのソープランドは、タモンから離れたマリンドライブと呼ばれる地域に点在していることになっている。

 “なっている”というのは、タモンの街の中にある普通のマッサージ屋さんでも“オプション”を提示されることがあるからだ。それならば、どのように店を選ぶべきか? まずは客引きである。

 日本で客引きというと、いかがわしいイメージがある。事実、グアムでもタモン地域のプラザホテル近くの交差点に多くの客引きがいて、カタコトの日本語で話しかけてくる。中には悪徳な者もいるので要注意だ。矛盾しているようだが、信頼できる客引きを選ばなければいけないのだ。

タモン地区の客引き。閑散期は沿道で座ってボ~っとしている

 

女性の客引きもいて、中には“直接交渉”する者も…

 どうするのかといえば、私の場合は『広告』を利用する。実は、日本語新聞の中の“ナイトスポットの案内”には、客引きが個人広告を出していることがあるのだ。公共の新聞に広告を出す=ある程度は信頼してもいいハズだ。もちろん保証はできないし、あくまで個人的にはではあるが…。

 8年前、仕事で同僚と共にグアムを訪れた。その際、新聞広告の中で面白い文言を見つけた。ミャンマー人M氏の「私はウソつきません!」「損して得取れだと思います」といったものだ。そこにはご丁寧に彼の顔写真も掲載されており、同僚の「誠意と怪しさの狭間だなぁ」という言葉には笑ったが、ひとまず掲載されている番号にコールすることにした。

街中はこういった看板ばかり

「ハイ、Mデス。オデンワ、アリガトウゴザイマス。コンヤハ、オアソビデスカ?」

 そう電話に出たM氏に、マッサージパーラーに行きたい旨を伝えると、「オマカセクダサイ」と待ち合わせ場所を指定してきた。そこは、多くの客引きがたむろをしている交差点であった。

 「ミタサン、デスカ?」と、背後から声がした。あらかじめこちらの服装を伝えていたからだが、M氏はぶっちゃけ怪しい風貌だった。信頼していいのか同僚と顔を見合わせるが、かまわずに彼の車へと誘導された。

「ワタシ、ムカシ、ニホンニスンデマシタ。ソノトキ、ニホンジン、シンセツデシタ。
ナノデ、ワタシ、ニホンジンニハ、ウソツカナイ」


 “には”と言っちゃうところもどうかと思ったが、そのままM氏の車は走り続けた。

 車中では、あの交差点を待ち合わせ場所にした理由は、ほかの客引きに“自分がいかに日本人に信頼されているのか”を見せたかったからだとか、これから連れて行く店は割引サービスがあるけど、それは自分の取り分を充てていることなどを話してきた。

 しかし、そのやり方は、他の同業者から嫌われたり、自分の利益が少なくなるので、賢いやり方ではないような…。すると、彼はニッコリ笑って、こう言った。

「ソンシテ、トクトレ」

 あ…新聞広告のままなのね(笑)。そうこうしているうちに、目的のマッサージパーラーに着いた。

 M氏の紹介であることを告げると、50ドル割引の150ドルになった。さて、気になるのは内容であるが、まず4畳半ほどの個室にシャワーはあるが、日本のソープのようにバスタブはなし。おざなり程度のシャワーで体を洗った後にベッドの上へ。これまた、おざなり程度のマッサージを行って、いきなりプレイだ。そう、マットプレイなどあるはずもなく、ソープランドというよりも、どちらかといえば、ちょんの間といった感じだ。

 ちなみに、お相手は韓国人の女のコで、彼女によればグアムのマッサージパーラーで働いているのは、韓国とフィリピンから渡ってきた女のコがほとんどだという。アメリカ人のブロンドガールを期待していただけに、肩すかしを食らった。

 彼女の締まりはバツグンだったし、「ヨカッタデショ? ヤスク、アソベテ」と自慢げに語るM氏には感謝はしたものの、「ナンデ、ヤスク、アソベルカ? ソレハ、ワタシガ、“ソンシテ、トクトレ”ダカラ」という押し付けがましさにはまいった(笑)。

このマッサージはオプションでヌキ有りのようで…

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