「中には大きな方もいらっしゃいますけど、皆さん基本的に“日本人サイズ”ですよ。何がいいのかっていえば、やっぱり“腰”ですね」
彼女いわく、特にホームランバッターと呼ばれるような選手は“下半身も強打者”で、「現役時代のKさんなんて、最高だった♪」とのことである。ちなみに、K氏の現役時代を知っているということは、彼女のキャリアもかなり長そうだが…。
それはさておき、どうやら、野球選手は腰づかいが力強い上に滑らかであるようだ。おそらく、日ごろのスイングで鍛えた結果なのだろう。では、投手はどうなのだろう?
「投手の方って、ストイックな方が多いのかしら? ほとんどお見えになりません。他の選手にうかがったんですけど、ゲンを担いでいたり、神経質になっていたりして、シーズン中はほとんど遊ばれないみたいですよ」
野手と違って毎試合出場するワケではないピッチャーとなれば、それだけ精神的に集中する必要があるのかも…。一方で、スイングという共通点のためか、プロゴルファーもなかなかしなやかな腰づかいで、「イイ感じ!」なのだという。「ゴルフは一般の人にもオススメかも。ラウンドは回らなくても、打ちっぱなしに行ったりすれば、夜の営みにも役立つんじゃないかしら?」とのことである。
ところで、日本のプロスポーツといえば、野球のほかにサッカーもメジャーだが…サッカー選手について聞いてみると、なぜか千里さんは苦笑いを浮かべる。
「遊び方は派手ですよ。だけど…もちろん、すべての選手が、というワケではないけど、なんかガツガツし過ぎというか、ベッドの上での優雅さながない人が多いというか…」
競技によって印象はだいぶ異なるようだ。
「でもね、私は吉原一筋だから、プロ野球選手は多くても、あまりサッカー選手のお客様はいらっしゃらないのよ。ほら、サッカーのプロリーグって、関東のチームは神奈川方面に多いじゃない? だから、堀之内(神奈川県川崎市)のお店に行く人が多いみたい」