アイドルグループ「Rev．from DVL」の橋本環奈（16）の初主演映画『セーラー服と機関銃－卒業－』（2016年3月5日公開）がクランクアップを迎えた。14日にはポスタービジュアルや特報映像が公開され、さっそくネット上で大きな話題となっている。
角川映画の40周年記念作品となる同作は、作家・赤川次郎氏の同名小説が原作。薬師丸ひろ子（51）が主演し、興行収入47億円を記録した『セーラー服と機関銃』（1981年公開）のその後を描く。
これまで、1982年に原田知世（47）が、2006年には長澤まさみ（28）がドラマ版でヒロインを演じてきた同シリーズ。父を事故で亡くして天涯孤独になったヒロインの女子高校生・星泉が、突如、血縁にあたる弱小暴力団「目高組」を継ぐことになり、子分と共に対立するヤクザに戦いを挑んだ物語の後日談が描かれる。
同シリーズといえば、ヒロインが機関銃をぶっ放す襲撃シーンを思い出す人も多いだろうが、最新作では回想シーンとして登場するとのこと。薬師丸の「カイ…カン…」のセリフはあまりにも有名だが、橋本も約1カ月にわたった最後の撮影で当該シーンに挑戦し、オリジナルティにあふれた「カ・イ・カ・ン」を披露したという。
撮影期間中はロケ現場となった群馬県・高崎市内のマンションに住み込み、「星泉として生活しました。『環奈』って呼んではダメっていうルールも作りました」と語るほど、役にのめり込んだ橋本。先輩女優たちが演じてきた人気キャラクターを受け継いだ彼女は、トレードマークのロングヘアを30センチ切り、並々ならぬ思いで撮影に臨んだようだ。