ふんどし+セーラー服! 特撮ヒロイン・内田理央、初主演映画でインパクト抜群のキャラに挑戦


 現在、『ドライブ』の中で内田は警視庁特状課に所属する巡査を演じている。見た目にはミニスカートをはいた可愛らしい婦人警官といった感じだが、仮面ライダードライブと共に敵と戦うシーンなどもあり、かなりアクティブなヒロインだ。そのアクションシーンでは、ミニスカから長い脚を伸ばしてハイキックを繰り出すなど、セクシーで迫力満点な姿を披露。『ドライブ』の中では基本的にパンチやキックなどで相手をなぎ倒していくが、チェーンソーを持っても見事なアクションを見せてくれるだろう。

 セクシーな一面と『ドライブ』で培った経験を持つ内田にとって、『血まみれ~』のヒロインはまさに適役といえそうだ。しかし、その一方でインパクトの強いキャラを演じることには心配もあるという。

「女優にとって、もっとも大切な要素のひとつはイメージです。あまり極端なキャラばかりを演じては、今後演じる役柄が偏ってしまう恐れもある。もちろん、そのイメージがうまく作用することもあります。たとえば菜々緒さん(26)は“悪女”キャラとしてさまざまなドラマに出演していますよね。ただ、悪女というのは、たいていのドラマに出てくると言ってもいいほど汎用性が高い。その点、今回内田さんが演じるキャラはかなり極端なタイプといえます。

 ただ、俳優の鈴木亮平さん(32)のようなパターンもある。彼は、2013年公開の映画『HK/変態仮面』で、女性モノのパンツを頭にかぶった筋肉隆々のヒーローを演じて注目を集めましたが、その後、NHKの朝の連続テレビ小説『花子とアン』(2014年上半期)で、凛々しいヒロインの夫を演じて幅広い層に存在感をアピールしました。内田さんも、今回の映画で知名度を上げて、その後に老若男女から支持されるようなキャラを演じることができれば、さらに幅広い活躍が期待できそうです」(芸能ライター)

 10月スタートの新ドラマ『掟上今日子の備忘録』(おきてがみきょうこのびぼうろく/日本テレビ系)では、レギュラーキャストを務める内田。このドラマは西尾維新氏の同名ミステリー小説の実写化だが、劇中に登場するのはオリジナルキャラとのことで、内田がどんな役柄に挑戦するのかはまだわからない。いずれにしろ、女優として注目を集め始めたといえる彼女には、今後もいろんな意味で露出してほしいものだ。
(文=愉快)

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