その後も壇蜜は、「眉ペンがないとやっていけない人生」「かなり人工物」などと自虐トークを連発。相変わらず独特な間合いで喋る壇蜜だったが、ミッツも三軒茶屋にはゆかりがあるとのことで、元彼とのエピソードなどを披露した。そのうちにトークの主導権はミッツに移っていったが、満足気な笑顔を浮かべてうなずく壇蜜はいかにも楽しそうだった。
しかし、ミッツが最近になってタレントの小島瑠璃子(21)と仲がいいと告げると、なぜか壇蜜の顔が曇り始めることに。
小島は家事が苦手なミッツの自宅にやってきては電球やトイレットペーパーを交換したり、手料理を振る舞ってくれるという。その話を聞いた壇蜜は、「こじるりちゃんに甲斐甲斐しくされると心地いいですか?」と意味深な質問。そしてミッツが、「便利って言ったら申し訳ないけど楽ね」と小島の手際の良さを改めて褒めると、壇蜜は突然「今、すっごいジェラシー感じています」と少し興奮したような表情を浮かべるのだった。
「壇蜜さんはミッツさんの自叙伝『うらやましい人生』の書評を雑誌『波』(2015年5月号/共に新潮社)に寄せていますが、その中で『(自分も)ストレートとは言い切れない』と記しています。ミッツさんにはかなり共感する部分があるとも書いており、番組で『ソウルメイト』と言ったのも、それだけお互いの気持ちを理解しているという意味だったのでしょう。
壇蜜さんは以前から自分がバイセクシャルであることを認める発言をしていますし、過去には女性との交際経験も告白しています。ミッツさんと小島さんの関係に嫉妬心のようなものをにじませたのも、女性同士の深いつながりを理解している彼女だからこその反応といえそうです」(芸能ライター)
壇蜜の言った「ジェラシー」という言葉の真意はわからないが、ゲイであるミッツとノーマル(と思われる)の小島との間には恋愛感情などはないだろう。壇蜜は、信頼しあっているふたりの絆が単に羨ましかっただけなのかもしれない。いずれにしろ、これまでも謎多き女性として語られることの多かった壇蜜だが、ストレートに小島への嫉妬心をあらわにしたことで、ますますその謎が深まったといえそうだ。
(文=kamei)