『月刊サイゾー』にて好評連載中のAVメーカーMAXINGイチオシ女優さんにあえて時事問題を振ってみる当連載。今回は、9月16日にデビューする新人の秋月小町ちゃんに、同性婚についてお聞きします。
【今月の提言】
有名芸能人やAV女優がカミングアウトすれば同性愛もカジュアルになる
──今年6月26日、アメリカで同性婚を法的に認める判決が出たのは知ってますか？
秋月小町（以下、秋月） はい、ニュースで見ました。
──率直にどう思いましたか？
秋月 正直、まだだったんだ、って。
──むしろ「今まで禁止だったんだ？」的な？
秋月 ですね。自由の国というだけあって、もっと前から認められていると思っていました。
──実は同性婚法の成立に関しては、ヨーロッパのほうが早かったんですよね。日本では今年の4月から渋谷区で「同性パートナーシップ条例（渋谷区男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例）」というのが施行されたんですが、それは知ってます？
秋月 それは同性同士の結婚を認めるということではないんですよね？
──そう。同性同士を「結婚に相当する関係」と認める証明書を発行する条例で、例えば賃貸住宅での同居、身内のみの病院面会とか、パートナーとしての権利をある程度保障する、といったもの。
秋月 一応は、夫婦と同等に扱います、みたいなものですか？
──簡単に説明するとそうなんだけど、法的には男女の結婚とは同等の扱いになるわけではないんだよね。ちなみに小町ちゃんは結婚願望ありますか？
秋月 はい、あります。
──戸籍上、好きな人と赤の他人のままでいなきゃいけなかったら？
秋月 それはつらいですよね。そうやって考えると、同性婚は自分とは関係ないと思ってたんですけど……結構深刻な問題ですよね。
──ちなみに小町ちゃんはストレートですか？
秋月 はい、男性が好きです（笑）。
──でもすごいきれいな顔立ちをしているし、同性からも好かれたりしたこともあるんじゃ……？
秋月 ありました。中学2年のとき、同級生の女の子と2人で浴衣を着て、花火大会に行ったんです。親の車でだったんですけど、後部席に乗っていたら、その子が浴衣の袖から手を入れて胸を触ってきて……。親にバレるといけないから声はガマンして。
──それはとてもいい話ですね。
秋月 細くて女の子らしくて、とっても可愛い子でした。
──胸を揉まれただけで済んだ？
秋月 えっと、耳も舐められました。
──親御さんがいるのに、ずいぶんと大胆な女の子ですね。
秋月 花火大会から帰ってきて、私の家のソファでくつろいでたら、キスもされちゃいました。
──中2ですよね？ 男の子とのキスと、どっちが先？
秋月 あ……思い返してみると、女の子のほうが先ですね！
──ファーストキスは、女の子に奪われちゃったんですね。
秋月 不思議な体験でしたね。でも、それ以来ちょっと気まずくなっちゃって、私から距離を置くようになったんですけどね……。
──そこで「女の子も……いいかも」とは、ならなかったんですね。
秋月 そうですね。でも私、アンジェラベイビー（中国人のファッションモデル・女優）の大ファンなんですけど、もし彼女と結婚できるなら、したいです！
──彼女であれば、同性同士のエッチにも興味はある、と……？
秋月 男性の気持ちというか、女性器から男性器が抜ける瞬間を感じてみたいなあって思ったことはあります。