トコショー流! 思わずジャケ買い!! エロ過ぎるAVパッケージの世界・第190回
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なんて清潔感のある露出写真なんだろう。このジャケ画像を見て思わずタメ息がこぼれてしまった。今回紹介させていただく『トーキョー・ロシュツ 坂口みほの』は、都内のアチコチで露出エッチをするというものだ。
主演の坂口みほの(さかぐち・みほの)チャンは2年前の18歳の時にAVデビューしたロリ系美少女。内向的な自分の性格を変えたくて業界入りしたという、可愛い顔に似つかわしくない度胸も魅力的な女優さん。
今回が初めての露出ものということで冒頭のインタビューシーンから緊張気味のみほのチャン。さっそくインタビューしていた部屋のベランダにてプレイがスタート。
周りはビルやマンションに囲まれているのだが、ベランダの柵に隠れながら男優に攻められることとなる。雀やカラスの鳴き声や道路を行き交う車のエンジン音にまぎれて、クチュクチュと手マンされたりペロペロとマンコを舐められまくるみほのチャン。声を押し殺し、瞳を潤ませているその表情が見ているものの凌辱心をソソってくれるではないか。自分でMだというだけあって、その素質はかなり高いのだろう。
カーセックスや観覧車フェラ、ビルの屋上での露出プレイ、廃墟の裏庭での連続フェラ抜きといった感じで目まぐるしく舞台を変えつつ、際どいカラミが展開される。
なかでも凄かったのはファミレスの個室でのオナニープレイ。カメラ片手に個室に入ったみほのチャンはなんの迷いもなくスルスルっと全裸となる。そして電マを股間に押し当てながらカメラを見つめ、オナニーに没頭。腰をガクガクさせて崩れ落ちそうになりながら徐々に頂点へと登りつめていく。「イ、いっちゃう」と辛うじて聞き取れるほどの小声でエクスタシーに到達したみほのチャンなのであった。
大胆なプレイなのに物怖じせずに挑戦するみほのチャン。この娘のどこか内向的なんだと不思議に感じるが、度胸がいいというよりも真面目な性格ゆえなのかもしれない。プロとして作品の主旨に従って演じ続けると言う意思の固さが見え隠れしているのだ。若いくせにプロ意識の高いみほのチャンを見ていて、ちゃらんぽらんな自分が少々恥ずかしくなってしまったほどである。
ラストは居酒屋での個室プレイ。店内を行き交う店員の足音やふすまを隔てた隣室のバカ騒ぎが漏れ聞こえる中、みほのチャンは男優の手マンやクンニ攻撃に耐える。突然店員がラストオーダーを取りにきてプレイが中断してしまうのだが、この居酒屋プレイはリアルさゆえに一番のヌキ所かもしれない。
そのまま挿入まで見たかったのだが、時間いっぱいとなってしまい居酒屋を出ることに。そしてその商業ビルのエレベーターの中で立ったまま挿入開始となる。男優の激しいピストンによってゆれるエレベーターの箱、手をクチに当ててアヘ声を押し殺すみほのチャン、こんな具合にせわしないセックスとなっているのだがコチラもかなりのヌキ所だろう。
清潔感のありすぎるみほのチャンゆえ淫乱っぽさは少なめだが、本作で初めての露出セックスを経験したことによってまた一皮むけたに違いないだろう。今後どんな風に成長していくのか、思わず親の目線で見守りたくなってしまったトコショーなのである。しっかりオカズにしてヌいてしまったが…。
(文=所沢ショーイチ)