潜入! 札幌の裏風俗・個室キャバクラとは?

 「個室“キャバクラ”か…」と、案内されたブースでひとりつぶやいていると、「こんばんは!」と女の子がやってきた。アユミと名乗った彼女は色白で、いかにも道産子美人という感じだ。24歳とのことだが、暗めの場所でもわかる目尻のシワを見て三十路オーバーだと確信。

 ブース内部はテーブルとソファがLの字にレイアウトされていて、彼女は筆者の右斜め前に座った。慣れた手つきで水割りを作ってくれてカンパーイ! 雑談をしていて5分ほど過ぎたころだろうか。「それでは、そろそろ…」と、アユミさんがドレスを脱ぎ始めた。

 
 え? ナニするの? ここって“キャバクラ”でしょ? それはマズイんじゃないの?

 
 そんな戸惑いを見せる筆者にお構いなくヒザの上に座り、推定Dカップのバストを顔に押し付けてくるではないか! もちろん、突然のことでも素直に反応してしまう下半身…。それを察して、ズボンのファスナーを下ろしてしゃぶり始める彼女。しかも、シャツの隙間から指を滑らせて乳首責め…。そして、詳細は書けないほどのハードなサービスの前に愚息が…。

 まぁ、店内に入り、怪しい声が聞こえてきた時から、ここが“そういう場所”であることは薄々感じてはいた。でも、だったら、『個室キャバクラ』ではなく、『個室ピンサロ』だろ? と、案内した友人にツッコミを入れる。

 
「いや、イイんだよ、“キャバクラ”で。札幌ではキャバクラって、いわゆるセクシーパブのことなんだから。まぁ、あそこは完全に違法だろうけど(ニヤリ)」

 
 友人は笑いながらそう答えた。ちなみに、歌舞伎町などで言うところのキャバクラは、札幌では『ニュークラブ』と呼ぶそうだ。それゆえに例えば北海道から転勤などで上京した男性が、都内のキャバクラで札幌同様のサービスを要求してトラブルになったという話もあるそうだ。札幌で「ところ変われば…」ということを実感した筆者なのであった。
(文=子門仁)

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