セクシーキャラとは裏腹に自衛隊や大手企業のCMにNHK番組と、お堅いイメージの仕事が増加している状態。かといって色気を封印したわけではなく、発売中の写真週刊誌「フライデー」(講談社)ではドローンで撮影されたというヌードグラビアを披露している。
普通は省庁や大手企業はイメージを気にしてお色気キャラを敬遠するものだが、なぜ壇蜜はここまで受け入れられているのだろうか。
「壇蜜はただセクシーというだけでなく、知性を感じさせるので品がある。大手企業のCMは『堅いイメージを打ち壊したい』という要望が多いのですが、それに彼女はうってつけ。下品にならないレベルで上手に色っぽさと面白味を演出できる貴重な存在になっている。堅いイメージを変えたがっているNHKが彼女を重用しているのもうなずけます。これは今のところ、橋本マナミらライバルたちが真似できない才能です。また、壇蜜は起用の決定権のあるオヤジ世代の企業幹部たちに絶大な人気があり、それもオファーが絶えない要因になっています」(広告代理店関係者)
一時期に比べて勢いが落ち込んだように見えていた壇蜜だが、顔を売るために闇雲に露出する時期を終えて、堅実な大手の仕事中心に移行したのが真相のようだ。その一方で、ヌードを「黒歴史」にするわけでもなく現在進行形で脱いでいるのだからご立派。芸能界のイス取り合戦は熾烈だが、ヌードからお堅い仕事までこなす唯一無二のポジションはそう簡単に崩れなさそうだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)