石原さとみ、背中ぱっくりドレスで水原希子との『進撃の巨人』セクシー対決に圧勝! 炎上騒動にも大人の対応で賞賛集まる


 程なく、樋口監督は「(ブチギレたのは)試写を見せる価値がない人に試写状を送ったり、面割れしてるのに試写室に入れちまったマヌケな宣伝担当に、です」などとTwitterで釈明。ところが、のちに宣伝部が当該の批評サイトに試写場を送っていなかったことが判明し、樋口監督は「宣伝部にも罪はない。ブチ切れてゴメンね…」と謝罪している。

 また、特殊造形プロデューサーとして同作に携わった西村喜廣氏(48)は「みんな映画はハリウッドがいいんだね! じゃあハリウッド映画だけ観ればいいよ! 予算と技術はある方がいいもんね! 特に予算! 金で顔叩かれた映画を観ればいいと思います! ハリウッド日本比較の人はそれが気持ちいいんでしょう?」などと自身のTwitterで世間の批判に反論。

 これにも「ハリウッドの技術へのリスペクトなさすぎ」といった批判が寄せられたが、西村氏が「直接話して来いや」などとネットユーザーを挑発し、炎上状態が加速する事態に。樋口監督にしても西村氏にしても、映画に命を懸けている業界人だからこその本気の怒りといえるが、せっかくの大作が場外乱闘でかすんでしまっている面は否めない。

 そんな中、石原は2日にLINEの公式アカウントで「育った環境や状況、知識、情報、愛、その時の体調や心のバランス一緒に観る人など、様々な要因によって受け取り方は変わってきます。だから、どんな意見や感想も間違いじゃないし正しいと思います」と、炎上騒動に対して暗にコメント。

 続けて「ただ、ひとつ言えるのは、監督キャストをはじめとする制作チームは、諌山さんの原作を愛して、ただただ面白い作品を作りたくて観てくれる方に楽しんでもらいたくて制作しました」「想いを文字化してくれているレビューももちろん嬉しいですが、でもまずは自分の目で身体で心で体感しに行ってもらえたらと思います!」などとファンに呼びかけた。

 この発言にネット上では「石原さとみが一番大人だ」「批判に対する回答として満点」「観ないでネットの批判に乗っかってるだけの奴も多いからね」「エロいだけじゃなくて頭もいいんだろうな」などと賞賛が集まっている。

「原作はキャラクターの魅力を生かした青春群像劇ですが、映画はどちらかというと『怪獣映画』に近いアプローチで特撮アクションを前面に押し出している。実際に特撮の技術は特筆モノで熱意も感じられ、原作と方向性を変えたのも一つの選択肢として面白いのですが、原作ファンの求めているものとは大きく違っていたので摩擦が発生したのでしょう。それを角が立たないように上手に表現した石原のコメントは、まさに完璧といえます」(映画誌ライター)

 賛否両論が渦巻く中で「一人勝ち」状態で女を上げた石原。かねてから芸能界屈指の色気でファンを魅了していたが、今後も更なる飛躍が期待できそうだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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