池袋のデリヘルで働くJ嬢は、先日、困ったお客さんのせいで死にかけたとか。指定されたホテルの部屋のドアを開けると、すでにパンツ一丁で待っていて、団扇でパタパタあおいでいたという。入ってみると部屋はかなり暑く、“エアコンの操作の仕方がわからないのかな?”と思い、気を利かせてスイッチに手を伸ばすと…。
「つけるな!」
ピシャリと言われてびっくりしたものの、“まぁ、エアコンの風が苦手な人もいるし…”と気にせずにプレイに突入したが…。やはり真夏に締め切った空間は厳しいものがあり、玉のような汗が次々と吹き出てくる。次第にお客さんも朦朧とした表情になり、J嬢も“一瞬、意識が遠のいた…”という環境でのプレイとなった。その後のシャワーで冷水を浴びた時の心地良さといったら、彼女にとってプレイよりも快感だったそうだ。
さて、なぜこのお客さんは冷房を拒み、汗だくになって股間を汁だくにしたのか? その理由が判明したのはプレイを終えてチェックアウトしようとした時のこと。彼がホテルのフロントにあった自販機で缶ビールを購入。一気に飲み干して「夏に汗をかきまくった後のビールほど最高に美味いものはない」とご満悦の表情を浮かべたのだという。
「こっちは化粧が“溶けて”最悪だって!」
もはやJ嬢は呆れるしかなかったという。逆に「クーラーをガンガンにする客も困る」と話す女の子も少なくない。困った客にならないためにも、嬢と相談するのがいいだろう。クーラーの設定で2人に温度差が出てプレイに影響を及ぼしては、せっかくの楽しみも半減してしまいかねないのだから…。
(文=子門仁)