お腹を殴られる“腹パン”モデル・玉響桃乃! 個性がないから個性的なことがしたい!!

 
 魔法魔王処女・玉響桃乃(たまゆら・ひめの)。漢字ばかりが並んで何だか少し怖い感じもするが、フェチ界で活躍するモデルで、可愛らしいルックスとはおよそ似つかわしくない刺激的なパフォーマンスをすることで知られる。そのパフォーマンスとはずばり「腹パン」。玉響桃乃は屈強な男に思い切りお腹を殴られ続けるモデルなのだ。

 今回はそんな玉響桃乃にインタビューを敢行。清楚な雰囲気を漂わせる長い黒髪をなびかせ、つぶらな瞳が印象的な彼女が、なぜ過酷とも思えるステージの上に立ち続けるのだろう。

 
――かなりインパクトある名前ですよね。

玉響桃乃:(以下、玉響)玉響って一瞬っていう意味なんですけど、なんか音の響きも可愛いし、今を楽しむぞっていう感じがして昔から好きな言葉なんですよね。桃乃は、昔関西で地下アイドル的なことを少しやっていたことがあって、そのときに使ってた名前なんです。最初は普通に“姫乃”って書いてたんですけど、スタッフさんがちょっと間違えちゃって、それから“桃”の字を使ってます。ボク的には、まあ、昔の自分も忘れないでこれからがんばっていこうっていう感じですね。

――ボクっ子なんですね。

玉響:そうなんですよ。子どものころからのクセが抜けなくて。オタクっぽい子の中にいると、そんなに目立たないんですけど、普通の人に囲まれちゃうと変に目立って自分でも困ってます(笑)。といってもぜんぜん直す気はないんですけどね。

――きっかけとかはあるんですか?

玉響:う~んと、ボクの初恋は“いとこ”だったんですけど、その子が“ボク”って言ってて。それにちょっと憧れるような感じで使い始めたんです。そしたらいつの間にかボクとしか言えなくなっちゃって(笑)。

――周囲の環境にもよると思うけど、やっぱりちょっと浮いてた?

玉響:めちゃめちゃ浮いてましたよ(笑)。友だちには普通のタイプの子が多かったですからね。『なんでコイツは“ボク”って言ってるんだ?』みたいな目で見られていました。だんだん誰も気にはしなくなりましたけど。もともとお母さんがちょっと変わってて、子どものころからサブカルが身近にあったから、その影響もあると思います。だって、子ども部屋に美輪明宏さんのポスターとか貼ってありましたからね。ちょっとしたサブカルエリートみたいな教育を受けてたんですよ。

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