＜現役ホステス兼ライターのリアルな業界話＞
スナックで働く、わたくし山根麻弥。毎晩お客さんと、また女の子同士で、猥談を酒のつまみに盛り上がっています。
そこでよく、“いままでで最も燃えたSEX”を聞いたりするのですが、それがまたみんななかなか濃くて…。
「一般人でもこういうことしてるんだ！」と驚きと、変態さんには安心感（？）をもたらす選りすぐりの体験談、ご紹介します。
＜愛欲の赤裸々体験談 としひこ（32歳）の場合＞
中学校のときの初彼女と10年ぶりにしたエッチかな。その子とはお互い初体験の相手で、高校生になって別れてからも友だち付き合いは続いてたのね。大人になってからもそれは変わらずで、相手のこともよくわかってるし、親友みたいな関係だったんだ。
そんな元カノと、25歳のときにルームシェアをすることになって。仕事が忙しくてなかなか家に帰れない彼女と、実家を出たくてとりあえず安い部屋を探してた俺のニーズが一致したって感じだったな。
最初は1Kの彼女の部屋に職探し中の俺が転がり込んだカタチだったけど、彼女は本当にあんまり帰ってこないし、帰ってきても朝方で、昼ごろまで寝てまたすぐ出社、みたいなハードな生活。もちろんエッチなことは一切なしで、純粋なルームメイトだったんだ。でも俺も仕事が見つかって金にも余裕ができたころに、彼女が身体を壊しちゃってその会社を辞めることに。それで家にいる時間が長くなって、1Kじゃプライベートがないから引っ越そうってなって、ふたりで2DKのマンションを借りたのね。でもってちょうどそのころ、彼女に彼氏ができたみたいで…。
彼氏も友だちとルームシェアしてるって言ってて、俺のこともそんなに心配はしてなかったみたいだけど、俺は正直、複雑だったね。しかも、うちにも泊まりに来るのよ。ふたりともルームシェアだったし、ラブホテルのお金も続かないって言ってたから仕方ないけど、いくら違う部屋で声を押し殺してるとは言っても、ふすまの向こうでセックスしてる気配を感じるしさ。