「週刊ビックコミックスピリッツ」(小学館)で連載されている原克玄の学園漫画『るみちゃんの事象』が、28日深夜に実写版ドラマとしてスタートした(関西地方は26日深夜から)。
この作品は、友人をはじめ学校の先生などの周囲に迷惑をかけながら、自身はお気楽で天真爛漫に生きる女子高生・郁野るみが巻き起こす、シュールで摩訶不思議な学園コメディだ。TBS系の深夜ドラマ『となりの関くんとるみちゃんの事象』として、同じく学園漫画で「月刊コミックフラッパー」(KADOKAWA)にて連載中である森繁拓真の『となりの関くん』と共に2本立てで放送を開始した。
その『るみちゃんの事象』で主役に抜擢されたのが歌手でタレントのトミタ栞(21)。初回から、お茶碗と箸を持って学校にやって来て、「すみません。遅刻しました!」と言い、「オカズは餃子がいいです」と堂々と宣言するハチャメチャな性格ながらも、どこか憎めない“るみちゃん”を見事に演じた。
そんなるみちゃんに散々振り回され、多大な被害を受ける親友の吉田くみこを演じるのは、2013年に放送され今秋にも劇場版が公開される深夜ドラマ『みんな!エスパーだよ!』(テレビ東京系)でパンチラを連発した女優の真野恵里菜(24)。かみ合っていないようで絶妙なコンビネーションを見せるふたりは、原作の世界観そのままといった感じで、深夜ドラマらしいゆるさとシュールな面白さがたっぷりつまった作品に仕上がっている。