そんな尾形氏に向かって、ふとマツコがスタジオのカウンターに座っている小間千代を指さし、「あの子は?」と質問した。それに対して「うーむ」と頭をひねった尾形氏は、「ホモサピエンスに見えますね…」とポツリ。頼みもしないのにマツコと矢部を恐竜時代の生き物にたとえてきた尾形氏だが、どうやら小間千代と似ている恐竜はいないらしい。その後も小間千代をマジマジと見つめるが、再び「うーむ」と口に出して黙ってしまった。
さらにマツコから「哺乳類には興味がないんですか?」と聞かれた尾形氏は、「飼っていた犬は可愛かったですよ」と答え、「これまでずっとひとりですし…」と人間にはあまり関心がない様子。それでもマツコは「このおっぱいを見ても?」と小間千代のGカップバストをしつこくアピールしたが、尾形氏は「哺乳類らしさを主張しているということでいいんじゃないですか」と静かに答えるのだった。
小間千代の豊満なボディを前にした尾形氏は少し顔を赤くしていたが、恐竜の話をしているときの高いテンションとは違い、いかにも冷静な態度。番組の後半には、小間千代がおっぱいを突き出すようなポーズで尾形氏を誘惑するようなシーンもあったが、特に大きなリアクションもなく、ただジッと見つめるだけ。小間千代といえば、番組のアシスタントを決めるオーディションでは、レギュラー出演者の坂上忍(48)、脚本家のジェームス三木(80)、歌舞伎役者の四代目・市川左團次(74)という錚々たるメンバーが満場一致でイチオシするほどの肉惑的な魅力の持ち主で知られるが、尾形氏には“ちょっとおっぱいの大きなホモサピエンス”でしかないようだ。
生粋の恐竜マニアには刺激が少なかったかもしれないが、テレビの前の男性ファンにとっては小間千代のボディはタマらないものだった様子。尾形氏の前でGカップバストを揺らす彼女はネット上でも話題となっており、多くのファンを魅了した。個性的なゲストが多数登場する番組のアシスタントを務める小間千代には、今後も変わらずにセクシーな衣装で抜群のスタイルを披露してもらいたいと願ったファンも多いことだろう。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/)
著書『松本人志は夏目漱石である!』(宝島社新書)