初回からカラダを張った企画に挑戦した加藤だったが、その様子は実に堂々としたもの。千葉県の「マザー牧場」にあるバンジー施設では、「飛びたくない…」「ムリムリ」とためらいながら体操服に着替えて気合いを入れ直すとアッサリとジャンプする姿を披露した。バラエティのお約束をきっちりとこなす彼女は、群馬県にある高さ62mの「猿ヶ京バンジー」からダイブした際にも、ヘルメットにつけられたCCDカメラの位置を修正するほどの余裕を見せた。
さすがに日本一の高さを誇る茨城県の竜神大吊橋にある100mの「竜神バンジー」に挑戦するときには何度もジャンプのタイミングを逃していたが、最終的には見事に飛び出して、「景色が素晴らしかった」と完璧なコメントを残すのだった。
そんな加藤は視聴者にも好評で、放送中からTwitterなどには「新しいMCの子のバラエティ能力が高すぎる」「あどけない顔してるけど、ずいぶん仕上がってる」「可愛いしノリも最高!」といった絶賛の声が相次いでおり、新MCとして順調なスタートを切ったといえそうだ。
「まだ19歳の加藤さんですが、デビューは早くすでに芸歴は今年で7年目になります。ネット上ではメガネっ娘アイドルとして有名で、今回の放送でもトレードマークである赤いメガネをかけてカメラの前に現れていましたね。アイドル時代からiDOL Streetのメンバーをイジるようなトークが得意で、メガネというアイテムと相まってちょっとSっぽいキャラで人気を集めていました。また、そのメガネを外した際のルックスは、いわゆる正統派美少女といった印象で、ファンからも『ギャップがたまらない』といった声が寄せられています。
ここ数年は女優業やタレント業に積極的で、昨年からは、フジテレビのCSで不定期放送されているコスプレ情報番組『コスコスプレプレ』でケンドーコバヤシさん(43)のアシスタントを務めています。そうした経験が『ランク王国』の堂々とした姿につながっているのでしょう。iDOL Streetから離れた際に事務所も移籍しており、いろいろな分野に挑戦したいと語っていましたが、今回の放送を見るにバラエティタレント路線が最適な気がしますね」(芸能ライター)
初回の放送から明るいキャラクターとノリの良さを見せた加藤。エンディングでは、「緊張したけど楽しかったです。それにしてもいきなりバンジーはちょっと酷くないですか」と笑顔でコメントしており、今後もカラダを張った企画に挑戦していくことを誓っていた。深夜の長寿番組『ランク王国』の新MCは今後もさまざまな話題を振りまいてくれそうだ。
(文=愉快)