ハメ撮りって意外に大変なんだなと実感させられるAVイメクラ


 まず、ズームが難しい! 女の子の顔を少しアップにしようと思い、ズームアップしてみるとアップのし過ぎで、いきなり鼻の穴の中となってしまうこと多々。フェラのシーンを撮る際には、上手に彼女の顔全体を捉え、イイ感じで映っていたんですが、「気持ちイイ?」と聞かれた時に、思わず頷いてしまったので筆者の腹ばかり映りこむ始末…。また、カメラを構えながらおっぱいを揉もうと思ったら、レンズを覗き込みながらで距離感がつかめず、女の子の腕を揉むという失態…。

 そして、正常位素股をハメ撮ることになったんですが、カメラを右手で担ぎながらだと、筆者の身体を支えるのは左手一本のみ。すると、その体勢で5分が過ぎたころから腕がプルプル震え…なんとなく、この時点で出来上がる作品を見ることが恐くなりましたが、どうしてもやっておきたかったことがあったので実行することに…。それは“あるセリフ”を言うことでした。そして…、

 
「ナイスですね!」

 
 …筆者世代ならば言ってみたくなるワケです、村西とおる監督のように。だって『ハメ撮りの帝王』ですよ!? それを真似してみたかったワケで…。しかしながら、身体を支えている左手に限界がきて、結局、騎乗位素股をフィニッシュにしたのですが…。

 プレイの2日後、再び店を訪れてDVDを受け取った筆者は、その“作品”を見て愕然としました。なぜなら、画面が揺れているのはまだ予想通りでも(それだけで恥ずかしくスキップしまくりましたが)、フィニッシュで致命的なミスが…。嬢の騎乗位素股があまりにも気持ち良く、のけぞりまくりだったのです。その結果、映っているのは天井ばかりという…全然、ナイスではない結果に。後悔と同時にプロのハメ撮り監督をリスペクトした筆者なのでした。
(文=子門仁)

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