宮崎といえば2011年に俳優・高岡奏輔(33)と離婚し、高岡がTwitter上で宮崎の「不倫」を告発するなどした泥沼劇を境に清純イメージが崩壊。それをきっかけに一時は露出が激減し、業界を干されているのではないかともささやかれた。それと同時に整形疑惑がネット上で広く拡散され、追い打ちになった部分がある。
だが、その風向きが変わりつつある。宮崎は今秋スタートのNHK朝の連続テレビ小説『あさが来た』で女優の波瑠(24)と共にダブルヒロインを務めることが決定。06年に主演した同枠の『純情きらり』に続いて、二度目のヒロインの座を射止めた。あれだけのドロドロがありながら、クリーンなイメージを重要視するNHKの朝ドラに舞い戻ってこれたのはなぜなのか。
「高岡さんの攻撃を完全に黙殺し、業界的に『なかったこと』にすることに成功した。事務所関係者が戦略を練り、業界への根回しもあってイメージの悪化を食い止めたようです。お相手がジャニーズタレントだったため各テレビ局のワイドショーなども核心に触れられず、それも騒動を風化させる要因になりました。高岡さんも業界の怖さを実感したことで黙ってしまいましたしね。それでもしばらくは批判がありましたが、テレビ露出を絞ることでやり過ごし、上手にマイナスイメージを払拭してしまったといえます」(前同)
すでに離婚トラブルの泥沼は風化し、不倫騒動を記憶している人でも「こんなに清純そうなのに不倫してたなんてエロくていい」と評価が逆転している状態。整形疑惑に関しても、大事なのは現在の宮崎が「可愛い」ということなのだから視聴者にとって気にすることではないのだろう。
11月の誕生日で三十路に突入する女ざかりの宮崎。不安要素が完全に消え去ったことで今後も活躍は続きそうだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)