さて、その足のニオイの作り方であるが、“ブーツを生足(裸足)で履く”が主流だとか。それゆえに、この季節はマニアやフェチにとっては「旬!」なのだそうです。
しかし、旬だからといって、ただジッとしてジトッとなるのを待っているワケではない。このニオイ風俗で働く女の子の努力は涙ぐましいものがあるのだ。
基本の生足ブーツはもちろんであるが、ワキの下ニオイフェチ客のために、家から店まで小走りで出勤する嬢もあるという。もちろん、普通ならばエチケットである制汗剤などのデオドラントケアは御法度である。そして、嬢たちの待機部屋はエアコン禁止になっているという。
「だから、待機場のニオイといったら…(苦笑)。普通のデリヘルの待機場って、いろいろな香水の入り混じった感じで、それはそれで強烈なんやけど、ニオイ風俗店の待機場のニオイはスゴ過ぎます(笑)」
ニオイ風俗をクビになった彼女は笑って暴露してくれたが、笑いごとではないだろう。まさに阿“鼻”叫喚という感じである。それでも、そのニオイに興奮する人もいるのだから、人間の性癖って…深過ぎる。
とにかく、これからの季節はニオイ風俗店にとっては稼ぎ時であり、“熟成期”でもある。それゆえに、嬢たちも生足ブーツ生活にも熱が入るというもの…なのか?
ちなみに、クビになった彼女いわく、一番困ることは「彼氏を作れないことでしたね。いたとしても、そんなニオイで好きな人に会えへんって(笑)」とのこと。たしかに、自分の彼女が蒸れたニオイを発していたら…イロイロな意味で萎えるだろう。
このように風俗にも魚や野菜のように旬というものがあるのです。興味のある方は、一番美味しい、この季節にいかがでしょうか?
(文=子門仁)