無邪気な笑顔を振りまく佐々木は視聴者にも好評のようで、放送中からネット上に立てられた番組実況スレッドには、「ホント天使だな～」「こんな子と旅行行きたい」「神クラスの可愛さ」などと絶賛のコメントが相次ぐことに。この企画には、先日SKE48を今年の8月いっぱいで卒業することを発表した松井玲奈（23）がたびたび参加しているが、その松井と佐々木を比べて「やっぱ“のぞみん”だな」という意見もチラホラ。顔鉄マニア（電車の“顔”が好きな人々）として知られる松井は独自の視点でVTRを盛り上げるが、ナチュラルに電車を楽しんでいる姿を見せた佐々木の方が、視聴者に親近感を与えたのかもしれない。
VTRの後半ではJR九州が誇る観光特急「A列車で行こう」に乗り込んだ一行。「16世紀の天草に伝わった南蛮文化」をテーマにデザインされた列車は、豪華でレトロな雰囲気にあふれており、佐々木も「最高～」「素敵すぎる～」と満面の笑顔。そんな佐々木の隣に座る南田氏はいかにも幸せそうで、芸人たちから「人生で一番のピークだな」とイジられながらも、体全体をクネクネと動かして、いかにも興奮を抑えきれていない様子。
そんな南田氏を見た中川は「待て！」と、まるで飼っている犬を扱うように静止を命じるが、当の本人はそれも嬉しそう。さらに佐々木がその流れに乗って「お手！」と言いながら右手を伸ばすと、南田氏は恥ずかしがりながらも鼻息を荒くして“お手”に応じる。南田氏のリアクションを見た佐々木も嬉しそうに微笑み、間もなく列車は終点を迎えるのだった。
VTR中、終始笑顔を絶やさなかった佐々木。芸人たちともフランクに接しており、その姿はいかにも好感度の高いものだった。周知のように、現在佐々木はお笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建（42）との熱愛がささやかれている。芸人たちとの距離の近さはふたりの交際が順調だということを物語っているのかも…。
（文＝峯尾／http://mineoneo.exblog.jp/）
著書『松本人志は夏目漱石である！』（宝島社新書）