木村文乃、初主演ドラマは低迷もCM人気は揺るがず! 色っぽさとキュートさの入り混じった魅力


 2004年に映画『アダン』のオーデションでヒロインに選ばれて芸能界入りを果たしたものの、その後は無名に近い状態で泣かず飛ばず。持病のアトピー性皮膚炎が悪化したこともあり、芸能界から離れていた時期もあった。しかし、その透明感のある美貌はどこにいても光り輝くもので、再びスカウトされた木村は2011年にちふれ化粧品のCMに起用されて一躍注目株に。短期間のうちに4社とCM契約を結ぶという結果を残し、名前が広まるよりも先に「○○のCMの子」としてお茶の間に認知された。そして2012年にはNHK連続テレビ小説『梅ちゃん先生』に出演して全国区となり現在に至る。

 11日のCM発表会では初主演に抜擢された連続ドラマ『マザー・ゲーム~彼女たちの階級~』(TBS系)がクランクアップしたことを報告した木村。「ホッとしているところです。掃除とか家のことを全部やりたいです。キレイにしてスッキリしてから次の作品に臨みたいです」と早くも次回作への意気込みを語った。視聴率的にはなかなかふた桁に届かず苦戦を強いられているが、大役を終えてひと安心といったところだろう。しかしヒットしたとは言い難い結果には厳しい意見も聞こえてくる。

「視聴率という時代遅れな物差しは見直すべきだと思いますし、結果が伴わない場合にその責任を主演女優に押し付けるのも無理がありますが、いまだにテレビ業界で視聴率は絶対的な評価基準と捉えられています。実際、米倉涼子さん(39)のように出演作が軒並み高視聴率をマークする女優さんもいるワケで、数字を稼げる女優とそうでない女優は大きく区別されている。

 木村さんが主演した『マザー・ゲーム』のテーマは『ドロドロしたママ友関係』というもので、2011年放送された杏さん(29)主演の『名前をなくした女神』(フジテレビ系)と設定が似ています。そのため多くの視聴者に新鮮な刺激を与えられずに低迷してしまったのではないかと考えられます。木村さんに落ち度はありませんが、女優にとっては作品との“めぐり合わせ”も重要。運がないことも評価に少なからず影響を与えます。今後も主役クラスでのオファーが続くかといえばちょっと難しいかもしれませんね」(芸能ライター)

 過去のインタビューで木村は「共感してもらえる女優になりたい。それには私の存在を知ってもらう必要がある」と発言している。主演ドラマでは思うような結果を残せなかったかもしれないが、新CMの放送を控える彼女はさらに知名度を上げることになるだろう。そしてそれは女優業にもつながるハズ。再びヒロインとしての活躍を期待したい。
(文=kamei)

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