フジテレビの絶対的エースとして高い人気を誇る加藤綾子アナウンサー(30)が、フリー転身について現在の心境を明かした。
加藤は22日放送のトークバラエティ『ごきげんよう』に出演。同番組は昨年の10月に前身番組の『いただきます』から数えて30周年を迎え、これまでの「3人のゲストが1人ずつ入れ替わっていくパターン」から、特定の共通点を持つ2~3人のゲストが日替わりで登場する形式に変わっている。名物のサイコロトークに使われる出目も、その日のゲストに合わせた内容となり、より具体的なエピソードが披露されることとなった。
また今年の4月末からは、番組初となるアシスタントとして田淵裕章アナ(33)を起用されている。オープニングナレーションを務めるほか、スタジオで行われるミニコーナーの進行を担当し、メーンMCの小堺一機(59)を補佐する。
そんな新体制となった『ごきげんよう』に、加藤は先輩の西山喜久恵(46)と共に「新旧バラエティ女子アナ」という企画で参加。かつて人気を博したバラエティ『なるほど!ザ・ワールド』(1981年から1996年放送)でNGを連発しながらも底抜けに明るい性格で視聴者から愛された益田由美(60)や、『オレたちひょうきん族』(1981年から1989年放送)でカラダを張った活躍を見せて“初代ひょうきんアナウンサー”と呼ばれた山村美智(旧・山村美智子/58)などを年表で振り返りながら、女子アナならではのトークを展開した。
普段であれば番組の進行やその補佐を担当することの多い加藤だが、この日はゲストということで終始リラックスした表情。隣に先輩の西山が座っていることも心強かったようで、いつにも増して口も滑らか。加藤の名場面として彼女の初レギュラーとなった『カトパン』(2008年~2009年)の最終回で涙を流したシーンがVTRで紹介されると、「ブスですね」と自虐的に言い放ちスタジオをわかせた。