<現役ホステス兼ライターのリアルな業界話>
スナックで働く、わたくし山根麻弥。毎晩お客さんと、また女の子同士で、猥談を酒のつまみに盛り上がっています。
そこでよく、“いままでで最も燃えたSEX”を聞いたりするのですが、それがまたみんななかなか濃くて…。
「一般人でもこういうことしてるんだ!」と驚きと、変態さんには安心感(?)をもたらす選りすぐりの体験談、ご紹介します。
<愛欲の赤裸々体験談 しょうこ(31歳)の場合>
6年前、25歳のころの体験です。いまはホステスで収入を得ながらブラブラしてるんですけど、若いころは某編集部でデスクをやってて、バリバリのキャリアウーマンだったんですよ。
当時は部下的な人が5人ほどいて、会社の人たちには内緒でそのなかのひとり、ふたつ年上の男性と付き合ってました。そしてあるとき、わたしとその彼がふたりで残業することになったんです。
普段は会社ではあいさつ程度の会話しかしてなかったし、お互い名字にさん付けで呼んでたんですけど、ふたりきりになってからは「やっくん」「しょうこ」なんて呼び合って、なんか新鮮で楽しかったですね。
で、22時くらいかな? やっと仕事の区切りがついて。なんとなくいたずらしたくなって、彼のうしろに回って首すじにキス。すると彼が振り向いて「俺もそろそろ終わるから待ってて」って言うから、応接コーナーのソファで軽く横になって待ってたんです。そしたらすぐに彼が「終わったよ」って、そのまま上にかぶさってきて…。「待ってて」ってそっちの意味だったの!? と思いつつも、いつもは彼と距離をおいている社内で、しかも今日も真面目な顔で打ち合わせをしていた応接コーナーでエッチなことをしてる…と思うと、わたしもすごく興奮しちゃいました。
来客も会社の人が戻ってくる心配もなかったけど、念のためドアに鍵をかけて電気もスイッチオフ。そのときにはもうふたりとも完全にする気でしたね。