【ネットナンパ】決して裸体を見せたがらない薄幸美女と渋谷で1発!

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Ilustrate by ながおか

 寝ても覚めても考えるのはセックスのことばかり。できるものならセックスだけをして生きていきたい。1年365日朝から晩まで悶々としている筆者トコショー。

 仕事よりも人間関係よりもとにかくセックスを優先する性格なので、正直言って社会人失格の屑かもしれない。だが、筆者はそんな自分自身の性格を嫌いになれない。

 性欲のみが突出していて、他のことに関しては無欲に近いからだ。金や名誉に固執することなく、セックスライフさえ充実していれば穏やかな日々を過ごせているのである。

 それゆえ、筆者にとって出会える系サイトは欠かせない存在となっているのだ。筆者が筆者であるために、この所沢ショーイチという男が人生を全うするために、死ぬその日まで全力で出会える系サイト遊びに邁進してエッチに励みたいと思う今日この頃なのだった。

 
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いま渋谷でヒマしてます 
 
友達と遊ぶつもりだったんですが、急にキャンセルされて予定が空いちゃいました。 
 
どうせホテルがたくさんある街に来たんだから、エッチなお付き合いもありかなって思ってます。 
 
ちょっと人見知りするかもしれませんが、そんな私でも構わないという辛抱強い紳士な男性からのご連絡を待ってます。 
 

書込み日時:06/1* 18:44
受付メール数 :0/10 
 
♀ルミ
20代後半
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 ご覧の書き込みは筆者愛用の出会える系サイトの一つである【ワクワクメール】で発見したものだ。一応筆者は新宿区在住だが、かなり豊島区よりの所なのでどうしても新宿や池袋で遊ぶことが多い。だから自然と渋谷で遊ぶ機会は少ないのだが、この日はこのルミちゃんなる女性の書き込みがどうしても気になってしまった。

 たまには渋谷で遊ぶのもアリかと気を引き締め、さっそくアプローチを開始したのである。

 
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こんばんは、ルミさん。
都内の会社員、ショーイチ・36歳です。 
 
今日は仕事が休みでちょうどヒマしてたんですが、偶然このサイトでルミさんの書き込みを見てしまいました。 
 
辛抱強さと優しさなら自信があるので、ぜひルミさんと楽しい時間を過ごしたいです! 
 
あっちのほうはノーマルで、人畜無害な性格なので安心してもらえると思います。
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 サクサクっとこんなファーストメールを送信。そして待つこと5分ほどで返信が届く。そこから数通ほどのメール交換を行い、無事に約束が成立したのであった。

 待ち合わせ場所はルミちゃんが指定した渋谷109前。相変わらず凄い人混みである。「ベージュのスカートに黒の上着です」とルミちゃんの服装を聞いてはいたのだが、これでは簡単に見つかりそうにない。

 筆者のほうは「青いビジネスリュックのバッグを背中にしょってます」と伝えてあったので、壁に背を向けないよう背中のカバンをできるだけ多くの一目に触れるようポジショニングする。

 こうしてソワソワしながら待っていると、約束の時間から数分経過したところで声をかけられた。

 
「あのぉ、サイトの人ですか?」 

「うん。もしかしてルミちゃんかな?」 

「あ、はい」 

「見つけてくれてありがとう。さっき【ワクワクメール】で約束させてもらったショーイチです。今日はよろしくね」 

「はい、こちらこそよろしくお願いします」

 
 なかなかの上玉なルミちゃん。スレンダーな体型で、顔は女優の西田尚美を思いっきり不幸そうにした感じ。この渋谷の街にしてはテンションがちょっと低めだが、そんなのは大した問題ではないだろう。

 辺りを気にしながら小声で会話を続ける。

 
「俺、こんな感じだけど大丈夫かな?」 
 
「え? 何がですか?」 
 
「あ、ほら、もし嫌だったらゴメンなさいしてもらって大丈夫だからさ」 
 
「全然大丈夫です。メールの印象通りで安心しました」 
 
「そっかぁ、良かったぁ。じゃ、さっそくだけどホテルに行こうか?」 
 
「はい」

 
 こうして友達以上恋人未満といった微妙な距離を保ちながら道玄坂を登って行く二人。こちらも凄い人出で歩きにくいことこの上無し。新宿や池袋の人混みと違って、渋谷の人混みは目的意識の少ない歩行者が多いせいだろう。それゆえ周りの歩行者の流れが読めず、ただ歩いているだけで神経をすり減らしてしまうのだ。やはり筆者はこの街を好きになれそうにない。

 そうこうしているうちにホテル街に到着。一刻も早く人いきれから逃れたかったので、一番手近の所にチェックインしたのである。

 無事に部屋に入室することができた。ルミちゃんは決して無愛想ではないのだが、テンションは相変わらず低めである。ここまで来る道中にアレコレ探りを入れたのだが、どうしてもテンションが上がってくれないのだ。

 ま、さもありなん。相手がイケメンだったりIT企業の社長だったりしたら放っておいてもテンションは上がりっぱなしだろうが、筆者トコショーは金も名誉もないただの性欲の塊にしか過ぎないのだから。

 というワケで彼女のテンションを上げることを断念したトコショー。だが、ベッドの上で手を抜くなんて真似はしない。筆者の全身全霊を傾けた愛撫でリベンジしてやると誓うのであった。

 必要最低限の会話だけで事が運び、別々にシャワーを浴びることに。先にルミちゃんがシャワーを浴び、交代で筆者もシャワーを浴びる。

 筆者が部屋に戻ると、室内はほぼ真っ暗状態。ルミちゃんはベッドの上で布団から顔だけを出している状態だ。

 

チッ!

 

 これじゃあエッチの楽しさが半減しちまうじゃないか! いつもならここで「俺、鳥目だから暗いと何も見えないんだ」だのと言って室内の暗さに抵抗するところだが、この日は諦めることにした。下手なことを言ってしまいルミちゃんのテンションがますます下がってしまうことを危惧したからである。

 サクサクっとバスタオルで体を拭き終え、ベッドに潜り込もうとした。

 
「あ、あの、電気消して貰えますか?」 
 
「え?」 
 
「そこのお風呂場の電気を…」

 

チッ!

 

 室内が真っ暗ゆえにせめて浴室の照明だけでも点けておこうと思っていたのだが、それすら消してくれと言ってきたのである。

 まあ、ここまで来たら抵抗してもしょうがない。大人しく照明のスイッチをオフにしたトコショーなのであった。

 気を取り直してベッドに戻り、ソっと布団をはぐ。ほぼ真っ暗闇だが、どうやらルミちゃんはバスタオルをきつく巻いている状態のままだ。

 

ピン!

 

 ここで気がついてしまった。彼女はきっと裸体を見せたくないのだろうと。シミや火傷の跡があるのか、それとも刺青でもしょっているのか不明だが、頑なに室内を暗くしているのはそのせいではなかろうか。

 だとしたら無理強いはよくないだろう。ソっと彼女のバスタオルを外した後、また布団をかけなおす筆者。そう、常に布団を被った状態でエッチすることにしたのだ。

 彼女の気持ちを汲み、こうすることによって少しでもエッチに集中してほしいという計算である。

 キスしながらBカップほどの小ぶりなオッパイを揉み、ゆっくりと愛撫を進めていく。クンニの際も筆者が布団の中に潜り込んで行うという徹底ぶりだ。

 そんな筆者の努力の甲斐もあり、ルミちゃんのオマンコからちょっとしょっぱい愛液が溢れだしてきた。と、同時に彼女のクチからもアエギ声が漏れ始めた。
 
 
 
 
「じゃ、そろそろ入れるね」
 
 
 
 
 そう告げてから手探りで枕元のゴムを取り出し、なんとかゴムを装着。そしてまた布団を被り直しながら正常位で挿入開始だ。

 様子を探りながらゆっくりと愚息を埋没させていくトコショー。なかなかの締り具合で、ちょっと気を抜くとアっというまに射精してしまいそうだ。

 それゆえ歯を食いしばりながら、膣内の感触を楽しむトコショーなのであった。

 こうしてついに愚息が全て膣内に飲み込まれた。
 
 
 
 
「あ、ア、あ”ア”あぁ」

 

え? 獣?

 

突然野太い声でアエギはじめたルミちゃん。まだピストン運動すら始まっていないというのに。その唐突さに驚いていると、膣内がギュムギュムムと伸縮を始めたのである!

 な、なんて気持ちいい動きなんだ。このままではチンコを動かす必要もなく発射してしまいそうだ。

 慌てて、腰をひきその動きから逃れようとするトコショー。
 
 
 
 
「だめ、抜かないで!」
 
 
 
 
 筆者の動きを察知したのだろうか、ルミちゃんは両足を筆者の臀部でクロスさせこちらの動きを封じ込めにきたのである。

 
「で、でも、気持ち良すぎてイっちゃいそうだよ」 
 
「わ、私もイきそうだから、そのまま来てください」 
 
「いや、でも、本当に出ちゃうよ」 
 
「お願いです。そのまま突いて!」

 
 もうこうなったらイクっきゃない! 奥までチンコを突き刺し、数センチだけ引きもどしてからまた奥まで突く。そんな小刻みのピストンを高速で叩き込んだのである。

 

「あ、あ”、ア”ぁ、い、イっぢゃいそう!」

「お、俺も、俺も、い、いグよ!」

 

ふぅ。

 挿入してわずか数分。筆者にしてみればかなり健闘したほうだが、相変わらずの早漏発射であった。

 いつもなら2回戦を行うべくアレコレと策を弄する筆者だが、この日はこれでお終いにすることにした。あっさり発射してしまったものの、やはり裸体を見られないというのはなんとも味気ないからだ。

 ホテルに滞在していたのは30分ほどだろう。道玄坂を下る途中にある地下鉄入口のところでルミちゃんとサヨナラし、帰途に着いたトコショーなのであった。

 決して裸体を見せたがらなかったルミちゃん。あの調子だとこれから先デートを重ねても、そう簡単には見せてくれそうにないだろう。

 ま、たまにはこういうのもアリだろう。二度と彼女と会うことはないだろうが、気持ちよく射精できたので良しとしたい。

(文=所沢ショーイチ)

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