「『バズリズム』でマギーさんは芸人のバカリズムさん(39)と共にMCを担当しています。初回の放送では、自らも『緊張している』と語っていたように、少し肩に力が入っているようでしたが、ぎこちないながらも一生懸命に進行をこなそうとする姿は好感が持てるものでした。ゲスト出演したポルノグラフィティがプロ野球の広島東洋カープのファンであることから、昨年流行した『カープ女子』についてトークが展開した際には、『一過性の流行だと思う』と冷めた発言をしてスタジオ全体のテンションを下げてしまいましたが…。
ただ、トークスキルというものは場数を踏めば次第に上達します。バカリズムさんとの関係性も徐々に深まるでしょうから今後に期待したいところ。解せないのはマギーさんが2回目の放送を休んだことですね。番組ではモデルの仕事のためにグアムに行っていると説明していましたが、レギュラーMCでありながらスタジオに顔を出さないというのは異例といえます。バカリズムさんは、『2回目だから、(マギーが)いないことも別に違和感がない』と少々呆れ気味に言っていましたね。そんなマギーさんの態度に、テレビマンの間から『バラエティに対する意欲が低すぎるのでは?』といった声が上がっているようです」(テレビ関係者)
また、バラエティで見せるキャラにも違和感を覚える関係者もいるという。
「数々のバラエティ番組に出演しているマギーさんですが、そこで披露するトークはかなり刺激的なものが見受けられます。たとえば昨年出演した『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)では、有酸素運動をしてダイエットをしていると話すRIKACOさん(49)に対して、『私は(若いため)代謝があるから大丈夫』と平然とコメントしていました。挑発的な言葉にも聞こえ、RIKACOさんもかなりご立腹の様子でしたね。
トーク番組では“自分がモテると思っているイケメンが嫌い”といった発言をよくしています。高飛車な態度をとる男性が苦手というのは、多くの人の共感を得ると思いますが、それをマギーさんほどの美女が言ってしまうとどこか白けてしまう。昨今の芸能界は毒舌ブームですが、それを武器にするタレントの多くはコンプレックスを抱えているもの。だからこそ厳しい言葉を使っても視聴者に受け入れられる。しかしマギーさんは、非の打ちどころのない美女ですからね。あまり刺激的な発言を繰り返しては、視聴者から反感を買ってしまう恐れもありそうです」(芸能関係者)
日ごろから「ずっと続けていきたい」とモデル業に対する思いを語っているマギー。そんな彼女にとってバラエティは二の次なのかもしれない。しかし雑誌をメーンとするモデル業よりもテレビのタレント活動は多くの人の目に触れる。そこで人気を落とすようなことになれば、モデル業にもマイナスになってしまうだろう。スタイルのキープだけでなく、少しバラエティも意識したほうがいいのかもしれない。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/)
著書『松本人志は夏目漱石である!』(宝島社新書)