「せっかく遊ぶのであれば若いコと…」という風潮は過去のもの? なぜ今、熟女風俗が安定しているのか

※イメージ画像:Thinkstockより

 何だかんだで熟女風俗が落ち着く…という風俗ユーザーは少なくない。最近では、在籍嬢が50代ということをウリにしている超熟女店もあるし、吉原でも熟女専門ソープが盛況だ。

 ところで、一昔前の風俗は「せっかく遊ぶのであれば若いコと…」という風潮があったと思う。なので、二十代後半で風俗から足を洗うコは普通だったし、語弊があるが、熟女風俗はあるにはあったが、どちらかといえばキワモノ扱いというか…。だからこそ、年齢のサバを読むコも実に多かった。

 現在のように熟女風俗が注目を集めるようになったのは、いつ頃からなのだろうか?

「おそらく、都内の浄化作戦が行われ、未許可の店舗型風俗店が淘汰されて、派遣型主流になってからでしょう」(某風俗記者談)

 ということは、2001年以降であり、この13、4年でということになる。この“淘汰された風俗店”の中にはイメクラ(女のコがコスチュームを着て、普段できないシチュエーションなどを楽しむ)が多かった。マンションの一室を改装して電車ルームを作り痴漢プレイができたり、病院のような部屋を作って医療プレイなどが行われていた。

 実はイメクラでのプレイは、する方もされる方も、つまり、嬢も客も頭を使うというか、遊び心という意味での頭脳が試された。簡単に説明すると、そのシチュエーションに合ったセリフやテクニックを求められ、それに応え、答えを出さないと客がつかなくなる。つまり、メシが喰えなくなるので嬢も必死にならざるを得ない状況だったのだ。

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