女性エンターテインメント集団「あやまんJAPAN」の元メンバー・めんそ～れ愛菜が、“病んでる”ことを条件にしたアイドルのオーディションを開催すると発表した。
この4月からアイドルのプロデュースを行う株式会社ぶるーおーしゃんを設立した愛菜は、現在同社の公式サイトにて「我こそはメンヘラだ、躁鬱だ！」というアイドル志願者を募集中。通称「病ンドル」の応募資格は、経験、年齢のほか、性別も一切不問で、5月末日まで募集した後、合格者は愛菜のプロデュースによってアイドル活動を始めるという。
愛菜は、同サイトの中で「私は自分の事が嫌いです」と明かし、それでも「そんな私についてきてくれる友人、仲間、先輩、ファンの皆様」に支えられてきたと告白。そして今回のプロジェクトに関して、「私と似た状況を抱え、悩み、苦しみ、消えてしまいたい、と思っている全ての人に『生きてていいんだと思える場所』を作りたいと考えました」と、自らもメンヘラ女子のひとりであると明かすかのような言葉で熱意を語る。
この病ンドルの募集は、さまざまなニュースサイトで取り上げられ、大きな話題になっている。ネット上では、「メンヘラ女がアイドルって無理あるだろ」「怖すぎるわ」「そもそも誰がそんなアイドルを応援するんだ!?」などの声が寄せられている。しかし中には、「アイドルには癒やされたいけど癒してあげるのもアリかも」「ファンを大切にするアイドルになりそうだな」といったコメントもあり、愛菜の切実な思いが込められた言葉に心を動かされた人もいるようだ。