春の番組改編期を迎え、テレビ各局が連日大型特番を放送している。こうしたスペシャルでは当然ながら出演者も多くなり、必然的に若手タレントたちが活躍する場も増える。そのため、多くのテレビ関係者が新たな逸材はいないかと番組をチェックすることとなる。そんな中で、関係者が特に注目しているジャンルが「ドッキリ番組」なのだという。
「バラエティでドッキリにかけられるタレントの多くは若手です。長期間にわたって続くドッキリの場合は、スケジュールが見通せるような若手にしかできませんからね。そして、テレビ関係者が確認したいところは、素のリアクション。同じドッキリでもタレントのリアクションはさまざまですから、本来の人柄やキャラクターが出ますからね。それを見て『本当に面白いヤツ』なのか『実はマジメなのか』、それとも『まったくダメ』なのかを見極めたいわけです」(放送作家)
若手にとって大きなチャンスとなるドッキリ番組。目下売り出し中で、いまもっとも勢いのある若手芸人といえるあばれる君(28)も、8日放送の『爆問! 最強ドッキリ祭 パニックフェイス17連発SP!』(TBS系)に出演し、ドッキリに仕かけられたことで大きな反響を巻き起こした。こうした姿は多くのテレビ関係者の目にも留まったことだろう。