「長期休養に入ったあたりから、紺野さんには『退社秒読みか!?』という報道が出ています。週刊誌などはこぞって紺野さんの局内孤立を報じ、彼女にはもう寿退社しか残されていないという見方をする記事もありました。そんな状況で、深夜とはいえ冠番組の放送は、紺野さんにとって願ってもないチャンスだったハズ。しかし、残念ながら番組の反響はイマイチで、今のところ次回の放送予定もないようですから、一回だけという可能性もありそうです。
とはいえ、番組の中での紺野さんは、昔取った杵柄とでも言いますか、キレのあるダンスを見せていました。モデルの平尾優美花（21）と踊ったKARAの『ミスター』では激しすぎるほどの腰振りを見せましたし、若手女優の中田クルミ（23）とは、ももいろクローバーZの『行くぜっ！ 怪盗少女』を元気いっぱいに披露。ハーフモデルのShanti（25）との倖田來未の『TABOO』では一転してセクシーなダンスに挑戦して、色っぽい表情なんかも随所に見受けられました。最後にはファッションイベントに飛び入り参加して、モーニング娘。の『ザ ピ～ス！』をアイドル時代さながらのハツラツとした笑顔で踊りきっていましたから、長年にわたる彼女のファンにとっては、神番組だったのでは（笑）」（芸能ライター）
これまでアナウンサーとしての紺野には「笑顔が引きつっている」「顔が怖い」といった声が上がることもあったが、今回の番組ではさまざまな表情を見せたようだ。アイドルとしての活動実績がある彼女にとってダンスは得意分野だろうし、それだけ楽しんで取り組むことができたのかもしれない。
しかし、いくら自分では満足しようとも、周囲からの評価を得られなければ意味がない。現在、テレ東の女子アナには、大橋未歩（36）と大江麻理子（36）という二枚看板の後継者として狩野恵里（28）や鷲見玲奈（24）が台頭している。特に鷲見は今年1月から担当する『ウイニング競馬』でのメガネ姿が「エロい」と評判で、放送のたびにネット上で話題になるほど。巨乳という武器も持ち男性人気はうなぎ上りだ。そんな状況で紺野が改めて存在感を発揮するには、深夜に踊っているだけでは少々物足りない。一発逆転を狙うには、腰振りダンス以上にインパクトのある姿を見せる必要がありそうだ。
（文＝峯尾／http://mineoneo.exblog.jp/）
著書『松本人志は夏目漱石である！』（宝島社新書）