女優の比嘉愛未(28)が主演する連続ドラマ『恋愛時代』(日本テレビ系)が2日深夜にスタートした。比嘉にとっては民放の連続ドラマ初主演となった同ドラマは、人気脚本で小説家の故・野沢尚氏が「第4回島清恋愛文学賞」を受賞した同名小説が原作となっている。
比嘉の相手を務めるのは、満島ひかり(29)を姉に持つ満島真之介(25)。初回の放送では、この2人の結婚記念日の食事シーンから始まる。しかし2人は2年半前にすでに離婚している「元夫婦」。別れた後もお互いに憎まれ口を叩きながら何度となく会っているというズルズルとした関係を築いているのだった。同ドラマは、そんな2人を中心に繰り広げられる、おかしくも切ない大人のラブストーリーだ。
これまでの出演作や整った顔立ちから物静かなイメージのある比嘉だが、今回のドラマではまったく異なる印象の役柄に挑戦。第1話から、ガサツさ全開の気の強い女性を演じ、理屈っぽくて気難しい役の満島とは真逆のキャラクター。そんな2人の掛け合いはテンポもよく、コメディタッチで展開するシーンも多い。もちろん2人が大人の恋に悩むといったシリアスなシーンもあるが、放送を見終わった視聴者からは「今回の愛未ちゃんはキレイというよりキュートだな」「比嘉さん、テンション高すぎ!」などといった声が寄せられており、これまでとは違うイメージの比嘉が注目を集めている様子。加えて彼女は初回から競泳水着やウエディングドレス姿などを披露しており、ビジュアルの面でも今後さらに話題を呼びそうだ。
この放送日の朝には『PON!』(同)にも出演していた比嘉。共演者の満島とともにスタジオに登場して、愛くるしい笑顔を振りまいていた。そして同番組には比嘉が目の前で見てみたいと希望した人気急上昇中のお笑いコンビ・ピスタチオも登場。間近でネタを見た比嘉は大きな声を上げて笑い転げ、さらには照れながらピスタチオのモノマネを披露。ひとしきり笑い終えた彼女はお笑い好きであることも告白して、ピスタチオに出会えたことに心の底から感動していると話した。連ドラの主演女優から、そんな言葉を受けてピスタチオは恐縮するばかりだった。