瓦割り女優・武田梨奈、深夜のグルメドラマで“うっとり美女”


 暖簾をくぐった武田は笑顔をこぼしながらさっそく品定め。そして店の名物である「上しゃけ」を注文すると、店員に「しゃけに合うお酒ってなんですかね?」と抑えきれないといった感じで声を漏らす。目じりを下げながら「待ちきれない…」と呟いて物欲しそうな表情を浮かべる武田は、まるでおやつを楽しみにしている少女のように純粋なもの。

 しかしその後日本酒に口をつけた武田は大人の女性の顔に。日本酒とピンク色に焼けたしゃけに箸を伸ばして、いかにもおいしそうに口に運ぶと徐々に頬を紅潮させていき、じんわりと大人の色香のようなものをにじませていく。

「制作発表の際に言っていましたが、同ドラマの中で武田さんは本物のお酒を飲んでいるそうです。出されたメニューは全部食べているとも明かしており、かなり意気込んでいるようです。以前、武田さんは雑誌のインタビューで『色気がないことが悩み』だと話していましたが、本当に飲んでいるだけあって十分艶っぽい仕上がりになっていましたね。

 多くの視聴者にとって、映画『ハイキック・ガール!』や『デッド寿司』などで華麗なアクションを披露している武田さんはアクション女優という印象が強いと思います。男勝りな強い女性といったイメージの彼女が、ドラマの中でしっぽりと女のひとり酒を堪能する姿には違和感を抱く視聴者もいるでしょうが、それがまたギャップとなって大人っぽさを醸し出しているようです。本人も大人の女性らしさに憧れているとのことですから、そうした願望も画面から伝わってきているのかもしれませんね」(芸能ライター)

 ドラマの後半で訪れた2軒目の居酒屋では、愛媛県の「尾根越えて」という純米酒を楽しんだ武田。「何杯でもイケちゃう…」と漏らしながらコップを持つ彼女は、うっとりとした表情を浮かべてときおり静かに微笑む。大人びた雰囲気を放つ彼女はこのドラマでファン層を広げることになりそうだ。
(文=愉快)

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