極小ビキニ姿でスタジオに登場した若手グラドルたちは、胸やお尻をカメラの前にさらし、思い思いのポーズを決めるなど自己アピールに余念がない。さっそく行われた尻相撲では、88cmのヒップを突き出した古川とGカップバストをぷにぷにと揺らした葉月が、運動神経には自信があると語った大貫と、それに負けじとテニス経験をアピールした中世古が勝負をすることに。それぞれ尻押しの古川と中世古が勝利した。
その後も対決は続き、お尻のワレメが見えそうなほどカメラの前に寄った桜沢とセクシーなキス顔を見せた森の勝負の末、最終的に勝ち残ったのは桜沢となった。対決のたびに桜沢は「闘争心だけは負けない」「命をかけます!」と強い気持ちを表現しており、それが結果に結びついたのかもしれない。桜沢は誰よりも小さなビキニを着用しており、それもこの番組にかける熱意の表れだったのだろう。
「まだウィキペディアなどにも掲載されておらず、Twitterのフォロワー数も100人程度という桜沢さんとすれば、今回の番組出演はかなり気合いが入ったことでしょう。まだ所属事務所の公式サイトにも名前が載っていないことからタレント活動も始めたばかりだと思います。負けん気の強さは芸能界を生き抜く上で大切な要素になりますから、今回の番組で見せた気迫は将来性を感じさせるものでしたね。最終回ということもあって番組自体が話題となっていますから、これを機に多少は知名度も上がるでしょう。いまのグラドル界は無数のタレントがしのぎを削っている状況ですから簡単にはいかないと思いますが…」(芸能ライター)
グラドルたちが深夜にカラダを張った企画に挑戦して人気を集めた同番組。放送の最後では、スタジオで披露されたグラドルたちのボディを出水が抱きついて感触を確認する「デミハグ」が行われ、多くの男性視聴者の妄想を刺激した。もちろん最終回でも恒例のコーナーは放送されて出水は6人のグラドルに次々と抱きつき、おっぱいやお腹に顔を埋めながら、「マシュマロみたい~」「水風船~」「グミ~」と、その触り心地を伝えた。
若手グラドルたちにとって、自らのアピールポイントを存分に披露できる番組は貴重なもの。視聴者の中には、この番組をきっかけに名前を知ってファンになったという人もいることだろう。残念ながら、これまで出演したグラドルの中には現在タレント活動を行っていない者もいるが、中には大きく羽ばたいた者もいる。もちろん、大きなきっかけというわけではないかもしれないが、知名度のアップなどには少なからず貢献したはずだ。何がきっかけで売れるかわからないのが芸能界。最終回に登場した6人からメジャータレントが生まれる可能性もある。深夜ならではのセクシーさが濃厚に漂っていた番組には、ぜひ復活してもらい、新たなグラドルたちを世に送り出してほしいものだ。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/)
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