先日、国際的な泌尿器の医学雑誌『BJUインターナショナル』において、男性器の世界的な平均値が発表された。
欧米や中東を中心とする世界中の男性15,000人のデータを分析した結果、勃起時の長さの平均が13.2センチ、太さ(周囲の長さ)の平均が11.66センチであると判明(ちなみに、弛緩時の平均の長さは9.16センチ、太さの平均は9.31センチ)。
同調査は、これまで世界中で行われてきた男性器の大きさに関するデータを統合したはじめてのものとして注目されているが、実施された背景には、男性たちが抱える性器に対する深刻なコンプレックスがある。
女性と違い、トイレなどで他人と自分の性器が隣り合う機会の多い男性は、イヤでも他人と自分のものを比較することになる。一部の人たちとだけ比べて、自分の性器は小さいかもしれないという不安感を膨らませ、不必要な陰茎増大手術を受けてしまう人が後を絶たないという。
さて、本当の世界平均値を示すことで多くの男性に安心感を与えようとした同調査だが、その世界平均値よりも小さい男性たちは、短小であることを科学的事実として突きつけられる結果となってしまった。