同番組には「ユミパン」こと永島優美アナ(23)や「ミカパン」こと三上真奈アナ(25)、「ヤマサキパン」こと山崎夕貴アナ(27)らエース候補が出演し、フリー転身が度々ウワサされる加藤アナの“後釜”を競っている。三田アナも有力候補の一人だったのだが、その争いから戦線離脱してしまったといえる。
卒業後に担当する『グッディ!』は1週間通してのレギュラー出演になるため、見方によっては出世にも感じられるが、同時間帯は『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)という絶対王者がいるため成否は不透明。場合によっては短期間で終了し、行き場を失ってしまうことにもなりかねない。局内では『始まる前から負け戦』という声もあり、今回の「異動」はあまり先行きの明るいものではないようだ。
「フジは上層部に気に入られている永島アナのプッシュを強めており、そんな中で交際発覚によって大減点になった三田アナは出世競争から完全にリタイア。すでに局内では『寿退社』が既定路線という空気ができあがっているため、結婚となれば同時にフジを辞めるのは間違いないでしょう。三田アナなら番組が失敗してもダメージが少ないというのが『グッディ!』起用の大きな理由のようです。『めざまし』で出世を狙うなら大事な時期にスキャンダルなど起こすべきではなかったのでしょうが、三田アナは実家が老舗料亭で父親は『明治座』の社長という超お嬢様。ハングリー精神とは無縁のため、出世よりも女の幸せを優先したのでしょう」(前同)
男性ファンが多い一方で持ち前の美貌と人懐っこさが災いし、女性視聴者から「あざとい」「スポーツ選手に色目を使うな」「ぶりぶりでウザイ」などと批判が多かった三田アナ。本命との結婚に向けて動けばバッシングからも解放されそうな雰囲気だ。しかし、その結婚も決して楽ではなさそうだという。
「三田アナを溺愛している父親の芳裕氏が『結果も出していない野球選手ごときに娘はやらん!』と結婚に反対しているんですよ。お相手の金子選手は将来有望といわれていますが、まだ3年目の若手で昨年の成績は91試合に出場で打率.247、本塁打2本という程度。胸を張って名家の父親に『娘さんをください』といえるような状況ではない。三田アナは早く結婚したいようですが、彼が父親を納得させるような選手に成長するまでお預け状態になりそう。それまでフジで激しい出世争いとは別の道を歩んでいくつもりでしょう」(週刊誌記者)
結婚を視野に入れた卒業で準備を着々と進めているのは間違いないだろうが、すんなりゴールインとはいかなさそうな気配。「腰かけ」というわけではないだろうが、しばらくは複雑な気持ちで局アナを続けていくことになりそうだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)