そしてチームにわかれて売れ筋ベスト3を予想。浜田と益若は意見が一致したようで時間をかけずに解答を終わらせたものの、品川チームの川崎・アレク夫妻は揉めている様子でなかなか答えが決まらない。挙句の果てにはアレクが「(予想は)超能力でいくしかないのかな」と珍発言。すかさず品川も「超能力ってなんだよ!」と声を上げる。
しかしアレクの超能力(?)が見事に発揮されたのか、結果的には品川チームがパーフェクトを達成して勝利。アレクは子供のようにはしゃぎ、「ほら! ほら! ほら! やっぱ超能力だ!」と絶叫し、その勢いのまま川崎の肩を引き寄せてきつく抱きしめる。そんな夫に川崎は困ったような態度を見せていたが、その表情は幸せいっぱいといったもの。2人を間近で見た益若は、負けたことに対してなのか、それとも別の意味を含んでいるのか「超悔しい!」と肩を落としていた。
「今回の番組は、最初から最後まで川崎・アレク夫妻が中心となって進行していましたね。そのせいか、益若さんはあまり目立っていなかった。かつて読者モデル出身のタレントとして大活躍した益若さんとアイドル時代はあまりパッとした印象のない川崎さんとでは、これまで芸能人としてのステータスに差がありましたが、そうした印象もすでに過去のもののようですね。やはり、ここのところのアレクのブレイクが川崎さんのタレントとしての価値を上げているのだと思います。その一方で益若さんは2013年に離婚を発表してから、どんどん影が薄くなっているような気がします。この日の放送では『息子はチーズが好き』と言っていましたが、それも弱々しいものでした」(テレビ関係者)
番組中、芸人たちから何度も「ヒモ夫」「浮気野郎」と言われながらも、仲の良さを見せつけた川崎とアレク。そんな2人の横で佇む益若には、どこか悲壮感のようなものが漂っていた。思えば結婚当時の益若の夫も「ヒモ亭主」とマスコミから揶揄されていた。幸せそうな2人を目の当たりにして、益若はそんな過去を思い出していたのかもしれない。
(文=Kamei)