AKB48グループ総合プロデューサーの秋元康氏(56)が、世間でウワサされるAKBグループの2020年東京五輪・パラリンピック開会式出演について「まずない」と7日付のスポーツ報知のインタビューで否定した。
秋元氏はインタビューで「AKBと五輪はまるで次元が違います」「『JAPAN48』と五輪を絡めて考えたことはない」と発言。プロデューサー・秋元康としてではなく「日本国民の秋元康」として五輪を応援する立場を強調し、公私混同したくないとアピール。もしAKBグループに出演オファーがあっても「お断りすると思います」と明言した。
さらに「今、僕は無私の気持ちで国に恩返ししようと思ってやっている」と心情を吐露し、開会式の演出を手掛けるとのウワサに関しても「できるだけ黒子のようになってお手伝いしたい」と暗に否定している。
秋元氏は同大会組織委員会理事を務めており、その関連イベントへの影響力は小さくない。そのため一部メディアでは、秋元氏が国内のAKBグループ選抜メンバーで組織された「JAPAN48」を結成し、開会式などへの出演を目指していると報じられていた。
だが、世間はAKBグループの出演に「NO!」の大合唱。タレントのマツコ・デラックス(42)も「絶対にやってほしくない」「開会式と閉会式だけは恥ずかしくないものにして」と情報番組でAKBグループに苦言を呈し、ネット上などで多くの賛同を得ていた。
それだけに今回の否定発言には、ネット上で「安心した」「空気読んだな」「国民の総意が通じた」などといった声があふれている。その一方で「まずない、ってことは可能性ゼロではない?」「含みのある言い方だな」「あんまり信用できない」といった不安の声もささやかれているようだ。