この一連のやり取りに対し、ネット上では「ぐう聖の生駒ちゃんが激おこじゃねーか」「生駒ちゃんは怒り方も可愛いな」「顔真っ赤にしてスマホいじってると思うとたまらん」「むしろ生駒ちゃんの方が絡んでるw」「ふなっしーの方がマシとか相手の釣り方が上手い」「俺も怒られたい」などと、どちらかといえば生駒を暖かい目で見ている反応が多いようである。
アイドル界の頂点に君臨するAKBグループのメンバーは、アンチだけでなくファンからも一挙手一投足に注文をつけられてしまうことが多い。それにいちいち対応していればキリがないため、本来なら今回のようなコメントはスルーするのが得策だ。にもかかわらず、なぜ生駒は過剰に反応してしまったのだろうか。
「かつて生駒は乃木坂の不動のセンターとして扱われ、最近もAKB兼任メンバーに選ばれるなど運営サイドのプッシュが非常に強い。しかし、運営の推しが強すぎるために握手会人気が追いついていなかった。そのためネット上では『握手会で人気なさすぎ』『生駒ちゃんのレーンはいつもガラガラ』などといった書き込みが目立ち、某巨大掲示板には『生駒里奈さん不人気問題』というスレッドまで立っている。そういったネガティブな声を本人も認識しているため、今回の『ふなっしーと握手した方がテンション上がる』『他のメンバーと握手した方が100倍楽しい』などというコメントにムキになってしまったのでしょう」(アイドルライター)
本人は反省してしまっているようだが、今回のような人間味を感じさせるやり取りが「可愛い」「応援したくなる」という反応も多く、災い転じてファンの増加につながっていく可能性もある。今までは「乃木坂の顔」としての振る舞いが求められ、窮屈な思いをしている印象もあった生駒。そのポジションから解き放たれたことで、本来の彼女らしい魅力を開花させているのかもしれない。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)