ももクロ妹分アイドル、事故から意識回復も…テレ朝に「無責任」との批判噴出

※イメージ画像:「3B junior」オフィシャルウェブサイト

 人気アイドルグループ「ももいろクローバーZ」の妹分グループ「3B junior(スリー・ビー・ジュニア)」のメンバーである少女(当時12歳)がテレビ番組の収録中に意識不明になって入院した騒動で、テレビ朝日の吉田慎一社長が24日の定例会見で「意識が完全に回復した」と発表した。

 吉田社長は「収録がこういう結果を招き、ご本人、ご家族、関係者に深くおわび申し上げたい」と改めて謝罪し、少女の容体について「すでに意識は完全に回復して一般病棟に移っている。ホッとしている」と報告。だが、心配される後遺症については「プライバシーや家族の意向」を理由に「現時点では答えられない」と話した。

 また、事故原因は収録中のゲームでパーティーグッズのヘリウムガスを一気に吸ったことだと報じられていたが「可能性は高いが、本人もよく覚えておらず、現時点で特定できる状況にない」と説明。消費者庁による検証結果を待っていると話した。

 少女の意識が回復したのは喜ばしいことだが、この吉田社長の会見に対してネット上で非難が強まっている。

 そもそも今回の事故は1月28日に発生したものだが、公表されたのは2月4日の会見だった。少女が命の危険を脱したことが発表のきっかけになったと推測され、それまで1週間も公表を遅らせていたことに「隠蔽では」との疑惑も巻き起こった。また、一部週刊誌が「半身まひ状態」「後遺症が残る可能性がある」と報じたことで少女を心配する声が高まったが、同局および関係者は一様に口をつぐんで少女の容体を明かさなかった。

 そんな中、やっと吉田社長の口から少女の容体が明かされたわけだが、最も重要な「後遺症の可能性」が公表されなかったことが不信感を生んでいる。

「もし何の問題もなく回復しているのであれば、局も家族も公表しない理由がない。むしろ積極的に情報を表に出し、復帰ムードを高めていくでしょう。特に世間の非難を恐れているテレ朝としては、何としてでも世に公表したいはず。それができず、さらには家族や事務所も口を開くことができないとなれば、少女の容体に問題があるのではないかとも考えられます」(週刊誌記者)

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