昨年のレコ大の最優秀新人賞の受賞で結果を残した西内。しかし視聴者の中にはその受賞に納得いかなかった人もいたようで、ネット上には“ゴリ推し”といった声もある。確かに売り上げ枚数を見ると同じ新人賞を受賞した大原櫻子(19)よりも下回っており、こうしたことから西内が“事務所の力”で売れていると見られてしまうのだろう。売り上げ枚数が伸びずとも最優秀新人賞という栄冠に輝いたことに西内本人も矛盾を感じているのかもしれない。
歌手・モデル・女優として活躍することに思い悩む姿を見せた西内だが、バラエティタレントとしての評価は高い。
「1月に放送された『志村けんのバカ殿様』(フジテレビ系)に出演した西内さんのことを志村けんさん(65)が“第2の優香”として気に入っているともっぱらのウワサです。番組内では何度も『アイーン』に挑戦しており、そんな西内さんの姿に志村さんもデレデレした表情を浮かべて喜んでいましたね。西内さんは『ピカルの定理』(同)などにもレギュラー出演しており、バラエティの経験は豊富ですから大御所の前でもひるまずにギャグを披露できたのでしょう。志村さんのお気に入りとなれば深夜のコント番組『志村座』(同)への出演もありそうです。
西内さん本人は『最終的な目標は東京ドーム』と語っています。音楽業界が不況の昨今、数少ない歌番組で顔を売るよりバラエティに露出をすることは自らのアーティスト活動にもいい影響を及ぼすでしょう。バラエティへの出演が増えればますますマルチタレント化していくでしょうが、顔を売ってから歌手活動に本腰を入れるというのもひとつの手だと思います」(芸能関係者)
なにかと“第2の”という肩書がついてしまう西内。しかし安室も優香も違うそれぞれ違うジャンルで活躍している。そんな2人と比べられる西内は芸能界でも唯一の存在といえるだろう。『情熱大陸』の中では“3つの顔”を持つことへの苦悩を告白していたが、芸能活動の幅を広げることこそが“西内まりや”の才能なのかもしれない。
(文=駒子)