「小林さんといえば、バラエティ番組の中でわざとらしい振る舞いをするたびにバッシングを浴びている印象がありますが、今回の番組では、そんな姿も男性ウケがいいことを証明しましたね。やはり実際の彼女を目の当たりにすれば、多くの男性が魅了されるのだと思います。VTRの途中ではジンジャエールを飲むなど、あまりお酒は飲めないタイプのようですが、常にテンションの高い彼女との酒盛りは楽しいことでしょう。飲まなくとも酔っぱらいを喜ばせることができるとなれば、それこそバーなどの経営にも向いているかもしれませんね。小林さんがカウンターの奥に立っている店には、連日オジサンたちが通い詰めると思いますよ（笑）。『ハシゴの旅』では、ほとんど会計をしないという“男ころがし”な一面を披露していましたから、魔性な魅力を振りまくママとして人気が出そう（笑）」（業界関係者）
「朝までハシゴの旅」の中でもぶりっ子全開で、一般の客にも近い距離で笑顔を振りまいていた小林。しかし、いくら男性ウケがいいとはいえ、こうした姿は同性からのバッシングを助長しそうなものだが…。
「かつては『ぶりっ子でわざとらしい』と女性視聴者から嫌われていた印象もありましたが、最近の小林さんは、以前に比べて同性からの支持が高まっていると聞きます。一部の週刊誌は、現在小林さんがレギュラーを務めているフジテレビ系の情報番組『バイキング』から外されるのではないかと報じていますが、局内の関係者によると『あそこまでキャラを貫けられるのは大したもの』『なんか好きになった』という視聴者の声が届いているそうです。
ブログなどを見ても、記事を配信すれば毎回のように300あまりのコメントが寄せられており、そのほとんどが女性からの応援メッセージばかり。『バイキング』では花嫁修業のコーナーを担当していたり、ほかのバラエティでも、あけすけに結婚願望の強さをアピールしたりすることのある小林さんですが、その必死な姿が同性の共感を呼んでいるのかもしれませんね。また、『恋のから騒ぎ』（日本テレビ系）のころから小林さんを知る明石家さんまさん（59）は、番組の中で何度も『アイツのぶりっ子はホンマもん』と発言しています。作ったキャラではないことが徐々に女性たちにも広まっているのでしょう」（芸能ライター）
小林のキャラクターは、『から騒ぎ』時代からTBSの局アナを経た現在でも何ら変わっていないようだ。そして、当時はぶりっ子女として嫌われた彼女も、今年年女を迎える年齢になったことで、同じ境遇にある独身女性からの評価につながっているのだろう。天然ぶりっ子の小林が輝くのはこれからなのかもしれない。
（文＝峯尾／http://mineoneo.exblog.jp/）
著書『松本人志は夏目漱石である！』（宝島社新書）