オナニー。男にとってはさみしくもあり、またロマンも詰まっている行為だ。すべて自分で始末しなければならない寂寞の念に襲われることもあれば、自分の性癖や快感のみを追求できる悦びもある…。
では、女性にとってオナニーとはなんなんだろう？ というか、そもそも女性はオナニーをするのだろうか!?
そんな疑問を持っている読者も多いのではないだろうか。かくいう筆者も高校時代から仲の良い周囲の女子に「オナニーしてる？」と質問し続けてきた。しかし、皆一様に、そして頑なに首を横に振る。しかし、そういう返事をされるたびに常に心のなかではこう叫んできた。かっこつけんな！ 本当はしてるんだろ!!
AVの一ジャンルとしては“女性のオナニー”は不動の人気を確立している。あくまで映像のなかの世界と言ってしまえばそれまでだが、火のないところに煙は立たず。オナニーする女性が皆無ならばそんなAVだってできないはず、ということは一般の女性だってしているはず！
というわけで、一般の、と言い切ってしまっていいかわからないが、スナックで働くホステスたちにリアルなオナニー話を聞いてみた。
20代前半・N「えー、しないよー！ どうやってしていいかわかんないし、そもそも溜まってないし!!」
20代後半・Y「たまにしますよ。週2くらいかな。元彼にもらったローター使って。ネタは好きな人とのセックスとか、元彼としたことを思い出したり……。よく『セックスはスポーツ』とか言うけど、個人的にはセックスは愛情のやり取りで、オナニーこそ快感を追求するスポーツみたいなもんだと思う」